7月16日(土)
今月は「震災に学び、その経験を我がまちに活かす」と題して、自衛隊・県の防災危機管理課・消防職員・各市町の職員の皆さんにお越しいただいて、実際に被災地で活動した皆さんの体験を生かした講演をいただき意見交換を行いました。
3月11日14時46分に三陸沖にマグニチュード9.0/震度7の地震が起きて今日まで、何が行われてきたのか?
自衛隊活動の説明を受け、私たち市町での防災活動に自衛隊との連携の必要性を強く感じました。
武豊町と美浜町は、退職自衛官を迎え入れるそうです。
いざという時に、自衛隊一師団は一万人規模で、活動の拠点となる宿営地が知多半島のどこに位置すべきなど課題も多いと感じました。そのためにも具体的な取り組みを今から進めるべきだと思います。
私の6月定例会での危機管理体制の見直しをと質問をした解答で、現在の災害対策をより推し進めたいと答弁を受けましたが、今日の県の解答は、ハザードマップなど情報を信じ行動する住民のために、10年20年先を見据えた地域防災計画の見直しは必要であると、しかしながら今すべきことは、避難対策が一番であり、住民の意識を変えることが大切であると現実的でわかりやすい解答をいただきました。きれいごと言っている場合でないことを行政も認識してほしいと感じました。また、職員全員に防災課の経験してほしいと、とても参考になるご意見も頂きました。
私の6月議会での一般質問で、被災地に行った職員に何を感じたのかと質問に対しても抽象的な答弁しかありませんでしたが、今日の皆さんのお話をお聞きして、より具体的に何を助けてもらうかなど今からマニュアルを作成し、姉妹都市提携をしているところがあるのなら、より具体的な活動を想定して協議を進めていくべきだと思いました。また、防災教育を児童にすべきであるともご意見をいただきました。
とても有意義な勉強会になったと思います。
職員が自ら行動を起こすために、私たち議員は、何をしなければならないか考えさせられました。
一気の会もメンバーも増えて、毎月のテーマを考える私たち役員も議員として何もすべきか?何が必要なのか?悩みます。
