富山県入善町へ行政視察 | 輝きをなくすことなく( `ー´)ノ おおむら文俊

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1月23日(金) 富山県入善町


 二日目は、富山県入善町へ視察に出かけました。入善町では、環境問題への取り組みついて研修を行いました。

 入善町は、面積71.29K㎡ 人口27,543人 世帯数8,600世帯 (平成20年12月末現在)

 予算96億8千9百30万円(平成20年度一般会計当初予算)です。

 【阿久比町は、面積23,94K㎡ 人口24,904人 世帯数8,281(平成20年3月31日

 予算63億7千7百万円(平成20年度一般会計当初予算)】

 入善町は、富山県北東部北アルプスから流れる黒部川が形成した扇状地の中央部に位置し、約8割が平地で、入善ジャンボスイカ、コシヒカリ、チューリップなど農産物を世に送り出しています。

 環境問題への取り組みは、環境保全活動「クリーン入善7129大作戦」と名付けで、ゴミを出さないという意識改革を促し、循環型社会構築を目的に町民運動を実施したり、常時資源物ステーションを設置し、リサイクルの推進を図っています。また、新エネルギーの導入として太陽光発電を公共施設に導入し、風力発電も行っています。

 風力発電は、事業費が3億9千万円で年間3千万円の買電を行っており今後は、浄化センターの運営に利用するそうです。それから、海洋深層水を利用し、会議室の冷房に利用し、今年から米飯工場が海洋深層水を冷却媒体としても利用し、温まった海洋深層水をアワビの養殖にも利用する予定だそうです。

 廃食用油からは、回収してバイオディーゼル燃料にしたり、JAみな穂では、菜種を栽培し菜種油も製造しているそうです。

 今年度は、地球温暖化防止を町の主要施策として、二酸化炭素排出量の削減を重点に、町内の50世帯で実証実験を行ったり、ブラックイルミネーション2008としてライトダウン見学会も実施しているそうです。

 

 環境への取り組みは、住民の日頃の活動(ごみ拾いや地域の草刈りなど)から、盛り上がってきたそうです。

 入善町の人間性・地域性がなせる技だと!

 毎年行われるまちづくりの懇談会でも、10年近く前は、道路がどうとか要望ばかりだったそうですが、地域から行政へのまちづくりの要望を地域でしっかり考えてもらうようにしてからは、まちづくりへの提言をしっかりの地域の意見として発表してくれるそうです。

 ECTの利用の向上に対しても、職員がETCを利用するのはもちろんのこと、職員が手分けをして全戸を訪問しETC利用の推進を行ったそうです。


  出来ることからやる。職員が見本を見せる。住民の声を活かす。まちづくりの本質を見たような気がいたします。


 よいところは、阿久比町も見習い、まちづくりに活かして行きたいものです。


 自分たちの住んでいるまちの未来は、自分たちの手で!!


おおむら文俊活動記録-親和会

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 入善町役場からの北アルプス            風力発電&浄化センター