愚息(兄)のこと2
愚息(兄)のこと続き
不登校きっかけで、児童精神科でWISC(ウィスク)検査を受ける事になった兄。
当時小3。
警戒心が強い子だったから、拒否るかなと思ったけど、優しいお医者さんが「自分の得意なこと、苦手な事が分かる検査」と説明してくれ、納得して受ける事ができた。
予約した日、母と別室の試験に緊張し、一瞬、雲行きぐ怪しくなる。
やっぱり止めるはよしてくれー
と心の中でのたうち回ったが、実際にはやっつない。大人だから。

慣れるまで親同室で問題ないと言う事だったので、始めだけ一緒におり、大丈夫そうだったので途中で退出。
試験の様子は始めしか見てないけど、テストというよりパズルみたいな感じで、なんなら、ちょっと楽しそうな問題だった。
母もやりたいくらいだ 

そして、兄は先生からの質問に、ちょっと食い気味で答えていた。(後から分かるが、これも特性のひとつだった)
2時間くらいかかったかな?
最後に検査を担当してくれた心理士さんから、簡単に試験の様子のフィールドバッグと日常の様子を聞かれて終了。
一カ月後くらいに結果が出まして…
見事発達の凸凹が発覚…

言語処理高めで、ワーキングメモリ低め。
その差25。(一般的には数値の差が15以上あると差が大きいと言われいる)
相互IQは、平均をちょっと超えているくらいで、知的な問題はない。
所見には、ワーキングメモリが低いので、耳からの情報処理が苦手とかかれていた。
あー、それは授業が頭に入らないやつね。板書も大変らしい。写そうと思っても、目を黒板からノートに移してる間に忘れる。
それに彼、漢字が書けない。おそらく学習障害(LD)あり。
…それは授業大変かもね

そして、そこから、母が発達障害について、向き合う日々が始まったのです。
つづく