おひさしぶりです

3月になりましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか

僕は3月8日に、人生で初めてバッティングセンターに行ってきました

何年も前からずっと行きたいと思っていたのですが、なかなか機会がなかったんです

今回、大学の友人と遊びに出かけることになったのですが、向かった施設の中にバッティングセンターがあったので、チャレンジしてきました

全部でブースが5~6個あって、最初はそのうち1つしか開いていなかったので、そこに入ることに。
このときは「はやくチャレンジしたい!」という気持ちが先走っていたので気づいていませんでしたが、基本的にはブースごとに球速が固定されていて、僕が入ったのは固定球速としては最速の120キロでした

バットを構えて第1球…
空振り

低めのボールにバットが届きませんでした

プロ野球選手は基本的にバッターボックスの後方に構えるので、僕も同じ位置に立っていたのですが、それでは腕を伸ばしてもバットが当たりませんでした…
まるでフォークボールを投げられている感覚です

2球目も低めのボールにバットが届かず、3球目からはバッターボックスの前方に立つことに!
すると4球目…
ついにヒット

センター方向に強めの打球を返せたので、実際の試合ではおそらくピッチャーライナーかセンター前ヒットだと思います

これをきっかけに少しずつコツをつかむことができ、いい当たりが増えていきました

そして12球目…
打球が「HOME RUN」と書かれたシートに直撃

ホームランをかっ飛ばしました

あくまでバッティングセンターのホームランなので、当然ながら実際の試合では外野へのヒットかフライでしょう。苦笑
でも、すごく嬉しかったですし、テンションが上がりました

その後も空振りやファウルはありましたが、120キロの球速にはすっかり目が慣れ、ヒット性の打球や「HOME RUN」ゾーンへの打球をけっこう打つことができました

気がつくと、他のブースがほとんど開いていたので、他の球速にもチャレンジしてみることに

すると、唯一球速を3段階に変更できるブースを発見

最速で130キロを出すことができると書いてありました

他のブースも見てみたところ、このバッティングセンターでの最高球速が130キロということがわかりました!
最高球速にチャレンジすべくブースに入り、球速を130キロに設定していざ勝負…
空振り

高めのストレートの下を振ってしまいました

やはり10キロ速くなればボールの伸びもかなり違い、最初の4球はバットにかすりもしませんでした

そんな中、僕の背後にチャラチャラした感じの男性2人と女性1人が「お、バッティングセンターやん」と話しながらやってきました。
僕の空振りを見て、「クスクス…」と笑う3人…
(くっそーーーッ

すると、男性の1人が「よっしゃ!俺がかっ飛ばしたる」と言いながら隣のブースに入りました。
ちなみにそのブースは球速80キロ。
その男性はいざ挑戦してみると、全然バットにボールを当てることができず、「あれ?

見かねたもう1人の男性が「俺にやらせてみろ。笑」と言いながら交代しましたが、彼も空振りを連発して「え~

そのころには僕もすっかり130キロの球速に体が反応できるようになっていたので、ヒット性の打球やホームランが打てるようになっていました

先ほどは僕の空振りを笑っていた3人ですが、しだいにこんなことを言うようになっていました↓
「スゲェ、バットに当ててる…」
「よく見りゃアイツが打ってる球、俺らのより速くね?」
「うわっ!今のホームランやない?」
僕はただ淡々と打ち続けていましたが、内心は「してやったり!」な気分でした

倍返しだ

なんちゃって。苦笑
しかし、今回は予想以上にボールに対応することができました!
僕は中学時代バドミントン部に所属していたので、このときに鍛えた動体視力が助けになったのかもしれません

もちろん、野球とバドミントンは違うスポーツなので簡単には比較できませんが、体感速度としてはバドミントンのスマッシュのほうが速いので、これを打ち返していたときの経験がバッティングセンターの速球に体が慣れるのを早めてくれたのかもしれません

気がつくと、両手に血豆ができたり皮がむけたりしていました

ホームランを打った感触が忘れられず、調子に乗ってしまいましたか

それでも、初めてのバッティングセンターを存分に楽しむことができてとても良い気分でした

3月8日というと、僕にとっては九州大学の合格発表で不合格になったことなど、あまり良い思い出がなかったのですが、今回は少しだけ良い思い出ができました。
こういう機会を作ってくれた大学の仲間たちに、感謝しています。
本当にありがとう
