ランと幸せの関係〜happy・幸せを探すあなたへ〜 | コアコンジョギングクラブ

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みなさんは「ランと幸せの関係」について知っていますか?

「運動、特にマラソンをしている人、さらにマラソン大会で仮装して走っている人は、幸福度が共通して高い」

これは、世界的に有名な心理学者たちが、世界16カ国を4年間をかけて巡り幸福度を高める鍵を研究した、あるドキュメンタリー映画で紹介されていた研究結果の1つです。

(『happy~幸せを探すあなたへ』
http://www.happyrevolution.net

ランニングブームが叫ばれている昨今。

ランニングトレーナーをしている私も、
なぜここまでランニングがブームになってランナーが増え続けているのか、ずっと気になっていましたが

この映画を観て、その答えがわかった気がします。

ランニングで幸福感が増すメカニズムはこんな感じ↓

1.定期的に運動、特に有酸素運動(ラン、ジョギング、エアロビ)をする。

 ↓

2.「幸福感」や「安らぎ」を与えてくれるセロトニン、ドーパミン、βエンドルフィンなどの脳内ホルモンが分泌されて、幸福感を感じる。


参加者みんながゴリラの仮装をして走るロンドン・ゴリラマラソンの参加者は、共通して幸福度が高いそう。

ちなみに、仮装して走ると幸福感が増す理由は謎です(笑)



他にも、幸福度が高い人の共通点は以下のようなものがあります。

1.「人のため」に何かをしている人
  (ボランティア活動、募金、人へのプレゼント、など)

2.仕事に誇り(やりがい)を持っている人

3.人との繋がりが豊かな人
  (特に仕事以外の交友関係)

4.日常にちょっとした変化(刺激)を入れている人
  (ランニングコースをちょっと変えてみる、など)

これらが全てではありませんが、

ランナーが増えている要因のひとつではありそうですね。

話は少し変わって、
私も2年ほど前に『世界一幸せな国』と呼ばれるブータンに旅に行きました。

そこでブータンのオリンピック協会にいく機会があり、ブータンのスポーツ事情について色んな事がわかりました。

・ブータン人は純粋にスポーツをすることが好きだが、大会などで順位付けをしたりする事にはほとんど興味がない。
 だからオリンピックにあまり興味がない。

・ブータンの国技・アーチェリーは、的までの距離が脅威の100m。
 1日中やっていてもなかなか的に当たらないが、当たった時には祝いのダンスを1時間以上も踊って、敵・味方に関係なく皆んなでお祝いする。

私も実際にブータンの子供たちとサッカーをして遊びましたが、

時間や得点などは、気にせず1日中笑顔でボールを蹴り続けていました。

純粋にカラダを動かす事が好きなんだなぁと思いました。

順位や結果を追い求めることも大切だけど

まずは「スポーツそのものを楽しむ」という習慣が

ブータンの幸福度の高さに関係しているんだなと感じました。

ちなみにブータンで早朝ランをしていたら、野犬3匹に追いかけられました。
ブータンでの早朝ランはおすすめできません(笑)

他にも、100人位の人たちに幸せについての突撃インタビューを敢行。

「両親が私を生んでくれたことが僕の幸せです」という小学生の男の子。

「家族と友達の幸せが私の幸せです」という高校生の女の子。

「ダンスと音楽を聴くことが私の幸せね」と、西ブータンの田舎町の女性。

「遊ぶこと、特にアーチェリーをすることかな」とゾン(寺院)で働く男性。

ブータンの多くの人は日常の「当たり前のこと」に幸せを感じていることがわかりました。

ブータンの子供たち

東京オリンピックを2020年に控えている日本。
これから、さらにスポーツが盛んになっていくことでしょう。

特にランニングは、一人でも取り組みやすいスポーツ。

誰と競うわけでもなく
遅いからといって怒られるわけでもなく
カラダを動かすことを単純に楽しめるスポーツ。

幸せな皇居ランナーが、まだまだ増えていきそうですね♩