こんにちは子育て中の視覚障害者、きの子です。

今回は視覚障碍者の料理のコツシリーズ番外編、肉さかな類の生焼け & 加熱しすぎ問題についてです。
私が思いつく対処法を4つ挙げてみます。

①とにかく長めに焼く
さすがにこれだけ焼いたら大丈夫でしょ、というぐらいまでしっかり加熱すれば、生焼けだけは回避することができます。
当然焦げてしまったり、パサパサに鳴ったり硬くなったりと、デメリットはあります。が、生焼けよりはましです。
とはいえできればいい漢字の加熱具合で食べたい。
ということで、同じメニューを繰り返し作ることで微調整していきます。火加減と加熱時間をメモしておいて、次回は2分短めで挑戦してみよう、もう少し弱火にしてみよう、ってな感じですね。

②電子レンジで追い加熱する
食べてみてなんだかナマっぽい…、というとき。めげる必要はありません。
電子レンジで追い加熱すればだいたい解決します。
加熱しすぎると固くなってしまう可能性はありますが、次回の性交へのカテになるってことで、なんくるないさー、です。

③硬くなりにくい種類のお肉を使う
同じようにしっかり火を通した場合でも、お肉の種類によって硬くなりやすいものとなりにくいものがありますよね。
鶏肉ならムネよりモモの方が固くなりにくいですし。
豚肉なら赤身より脂身の多いバラ肉の方が固くなりにくいと思います。
魚は全般に肉類より硬くなりにくいものが多いかな。
外国産より値段のはる国産のものの方が硬くなかったりもありますね。
お財布とも相談しながらですが、できるだけ硬くなりにくい種類のお肉を選ぶというのも簡単な解決法の一つだと思います。
例えば私はどうしても火を通しすぎてしまう炒め物には豚バラ肉を使うことが多いです。

④煮込み料理中心に作る
そもそも世の中には色んなレシピがあるのですから、わざわざ火入れの加減の難しい料理に挑戦する必要もないですよね。
カレーやシチューなどの煮込み料理ならお肉が生焼けなんてありえない、どころか煮込めば煮込むほど美味しくなったりもします。
角煮、肉じゃが、鶏大根、さば味噌煮などなど。レパートリーも豊富です。
煮込み料理、視覚障碍者とは相性いいんですよねー。

次回は調味料の計り方について書いてみようと思います。