こんにちは子育て中の視覚障害者、きの子です。
視覚障碍者の片づけと収納シリーズ、今回は個人的にやってみてよかった「収納品リスト作り」について書いてみます。
ミニマリストの方には必要ないかもしれませんが、参考まで。
見える人でもしまったものが見つからずに探し回る、というのは厄介なことではあります。
が、見えない人間にとってはその何倍も手間がかかるんですよね。ものによっては自力で探すのが不可能な場合も。
数年前になりますが、思い立って家中の収納のどこに何が入っているかをリストにまとめてみました。
まあまあ面倒な作業ではありましたが、今となってはこのリストがすごく役に立ってくれています。
特に家族が多い方、ものが多い方におすすめです。
例えば、リビングのテレビ台の右下の引き出しには古い眼鏡、双眼鏡、手回しラジオ…、などと、それぞれの収納場所に入っているものを書き出します。
それをすべての部屋のすべての収納についてやるわけです。
わー、面倒(笑)。
私の場合はパソコンで見られるようにテキストデータとして保管しておいて、いざという時には「ラジオ」、「メガネ」などと検索して収納場所を確認しています。
ポイントはいくつかあって。
1つは普段からしょっちゅう使っているものはリストから省き、数か月に一度も使わないものに鍵ってリストにすることです。
そうやって限定したとしても、結構な数になるんですけどね。
2つ目は一、2年に一度必ず使うとわかっているもの、例えば浮き輪や水中眼鏡、年金の支給額の通知書、正月飾りなど、は特に品名がはっきりわかるように書いておくことです。
検索する可能性が高い品なので、検索しやすい品名にしておきます。
3つ目は処分したものもリストから消さず、処分したという注釈付きで残しておくことです。
なにせ普段ほとんど使わないものたちですから、処分したかどうかすら記憶があやふやになってしまうことが多いのです。
処分したことがはっきり書いてあれば、「あれ、この際だから捨てとこう!」とすでに捨てたものを探し回る、という間抜けなことをしなくてすみます。私だけか(汗)。
最初のリスト作りは手間ですが、一度作ってしまえばたまにメンテナンスするだけでその後何年も役に立ってくれて、頼りになるんですこれが。