こんにちは子育て中の視覚障害者、きの子です。
年末でバタバタしておりまして、なかなか記事を書く余裕がありませんでした。
今回は鉄道利用関係の記事の最終回になります。

これまでの記事で視覚障碍者が一人で鉄道に乗るときには、駅員さんのサポートが受けられて、乗り換えだってへっちゃら!というお話を書きました。

 

 


ただしこの乗り換えサポートは同じ鉄道会社内の乗り換えに限るのです。
例えばJRから地下鉄、地下鉄から私鉄、というように鉄道会社をまたいで乗り換えをするときには注意が必要です。
乗り換え先の改札が目の前ならさすがに誘導を断られることはないですが、徒歩数分かかるような乗り換えも結構ありますよね。
その場合、駅の敷地内まで、階段を上がったところまで、など途中までしか誘導をしてもらえないことがあります。
私も途中で誘導を断られてしまい、困った経験があります。
初めて使う路線で次の改札がそんなに離れているとは知らず。当然改札まで誘導してもらえると思っていたのです
ふいに「ここから先はご案内できません」と駅員さんに突き放されて、「えーーーー!そんな殺生なー!」となったことを覚えています。
その時は通りすがりの親切な方が、「一緒に行きましょうか?」と申し出てくれて事なきを得ましたが。
乗り換えのたびにこんなヒッチハイクみたいなこと、できればしたくないですよね。

関西の私鉄の近鉄電車など、別会社への乗り換えもウェルカムで対応してくれるところもあります。「おまかせください!」って感じで乗り換え先の改札まで快く送ってくれました。

ということで、鉄道会社をまたいで移動するときには、予め確認しておいた方がよさそうです。
どうしても一人で乗り換えが必要な場合は、予め誰かと行って歩く練習をするか、一か八かのヒッチハイクにかけるか、ですかね。
まあでも世の中親切な人はたくさんいるので、ヒッチハイクも意外と現実的な手段かもしれませんね。