子供を保育園に通わせていると、さまざまな文書のやりとりが発生します。
子供の様子を記録する連絡帳、休職だより、保険だより、行事のお知らせなどなど。

連絡帳は乳児の間だけ、という園も多いかもしれませんが、大きくなっても担任の先生に伝えたいことをメモに書いたり、逆に手書きのメモをもらったり、ということはよくあります。

墨字を読んだり書いたりするのが、資力的にかなり難しくなってきている私なので、できれば連絡事項はメールで、おたよりもテキストデータ、せめてWordやExcelデータでいただきたい、というのが本音。
しかし保育園は普通の企業と違って、職員全員にパソコンが至急されているわけではないようで。それどころか、メールアカウントも園共通のものがあるだけだったりします。
仕事の内容を考えれば当然かもしれませんが、結構アナログな業界なんですね。

そんなわけで、連絡はメールで、というのは難しいことが多いのかもしれません
そもそも視覚障害を持つ保護者に対応することが初めて、という園がほとんどなので、お互いに方法を模索していくしかないわけです。

メールやデータのやりとりが無理となれば、口頭でお願いするか、もしくは誰かに代筆代読してもらうかいずれかの方法しかありません。

口頭でやりとりできれば一番シンプルなのかもしれませんが、昨今の保育園は人手不足ぎみなのか、先生方はいつも忙しそう。自分だけ特別に時間をとってもらって、というのは度重なると心苦しいのが実際のところだと思います。

そこで頼りになりそうなのがホームヘルパーさんです。代筆代読はホームヘルパーの仕事の範疇なので、週に1度か2度の訪問日に書類をまとめて読んでもらったり、書類の記入をお願いしたりすることができます。

そのほか、衣類にかけひもをつけたり、持ち物に名前を書いたりといった作業もホームヘルパーさんにお願いできるようです。

上にあげたような子供に関することは、家族に晴眼者がいる場合は、その人が担うべきもの、と考えられます。ただし、平日は帰宅が遅くて頼めない、出張続きで手が回らないなど、個別の事情を考慮してもらうことはできるようです。