我が家では家庭学習用に何種類かの市販のドリルを購入して使っています。

数種類のものを試したところ、ドリルにも使いやすいものと使いにくいものがあることに気が付きました。
ドリルは子供が使うものではありますが、答え合わせの時には親も使います。
なので読みやすい紙面のものでないと使いづらいのです。

パズル系のドリルで言うと。
サピックスが出している「きらめき算数脳」は子供も大好きですし、非常に評判のよいドリルですが。
問題にも答えにも色が多用され、紙面の作りも複雑で、私にはとても手に負えません。
答え合わせは夫に任せるしかなく、ちょっと使いづらいな、と感じています。

同じパズル系でも草思社の「なぞぺ~」シリーズは紙面がゆったりとシンプルで、弱視者にもやさしい作りになっています。
図や絵が見えなくても解ける問題もあるので助かります。

算数のドリルでは。
奨学者のハイレベシリーズは1ページの問題数が多く、答えが後ろのページにまとめて載っている形式です。
答え合わせの時にページを行ったりきたりしなければならず、問題がたくさん並んでいるとさっき見ていた問題がどれだったかすぐに見失ってしまうんですよね。
これはちょっと私には使いづらかったです。

一方Z会のグレードアップシリーズは、1ページの問題数が少なく、答えが別冊子になっているので使いやすいです。
問題をたくさんこなしたい人には向きませんが、画面がスカスカな方がやる気が出る(笑)といううちの子たちとは相性がよかったようです。