ミルクをつくるにあたっての最大の問題は哺乳瓶の目盛りが見えない、ということですよね。
これについてはみなさん本当に色々なやり方を編み出してこられたようです。

目盛りが全く見えない場合は
・計量カップなどの容器でお湯をはかる
・注射器でお湯をはかる(おそらく10ccずつ吸い込める注射器があるのですね)
・重さをはかる(一般のアナログキッチン量りのフタをはずして触ってわかるように改造)

ある程度見える場合は
・よく使う目盛りにマジックなどでしるしをつける
・シールをはる
・目盛りの見やすい哺乳瓶を選ぶ

などなど。もっとユニークな技を駆使している方もいらっしゃるかもしれません。
また、赤ちゃんもある程度大きくなれば授乳のリズムがついてきて、毎回作るべきミルクの量も定まってきます。
そうすると、必要量に合わせた哺乳瓶を選んで使うこともできるようになります。
つまり毎回200ccを与えるなら、満タン量が200ccの哺乳瓶を選べば、誤差少なく計量できる、ということです。
哺乳瓶はメーカーや種類によって満タン量が異なるので、わりあい選択肢は豊富なのではないでしょうか。
ちなみに私の手持ちの哺乳瓶を確認してみたところ、100cc、120cc、150cc、200cc、220cc、250ccという具合でした。
特に意識せず、買い足したりいただいたりした結果です

ともかく言えることは、どんな視力でもみんななんとかしてきた、なんとかなるんだということ。
そして大きな声では言えないけれど、経験者なら多かれ少なかれ感じるだろうこととして、ちょっとぐらいお湯の量が適当でも子供は育つ、ってことです。
手に持った重さの感じや、だいたい7分目ぐらいかな、なんていうアバウトな調乳で育った赤ちゃんも、実は結構いるのではないかと。


そのほか、ミルク関係でよく使われる便利な道具としてみるカーがあります。
これはミルクの粉をあらかじめ小分けしておけるケースで、一般的には外出先での調乳に使われるのでしょうが、自宅での調乳時に毎日使っているという視覚障害者も多いようです。
ケースの口がろうと型になっていて、簡単にこぼさず哺乳瓶に豆乳できるんですね。
先に水を入れて調乳する場合、ミルク用スプーンを水につけてしまう心配がないですし、調乳になれない新米ママ時代にも手早くミルクが作れる、という利点があります。