こんにちは子育て中の視覚障害者、きの子です。

視覚障碍者のお化粧シリーズ、今回は手探りでのメイクに限界を感じている方、面倒で嫌になっちゃってる方に向けて。
人様の力を借りてどうにかするのもいいんじゃないかというお話です。

これまで書いてきたとおり、見えなくたってある程度のお化粧はできます。
それは事実ですが、どうしてもカバーできない部分、うまくやれない部分があるのも確かですよね。
多様性の時代ですから、世間の常識にとらわれず化粧はしない、すっぴんで行く
!という選択もアリだと思いますし。逆に外注してしまうのもアリじゃないかと。

外注というのは例えば。
コンシーラーでシミを隠す代わりに美容皮膚科でシミとりレーザーを受ける。
ビューラーとマスカラでまつ毛を伸ばす代わりにまつ毛エクステをする。
眉墨で眉毛を書く代わりにまゆにアートメイクをほどこす。
といったようなことです。

上の3つのうち、シミ取りレーザーとまつ毛エクステは実際に挑戦してみました。
やってみた感想は…。
すっごくいい!
ただしお金がかかる(汗)。

シミとりは、普通の老人性のシミで直径1センチあたり1万円ぐらいが相場のようです。
大抵の場合1度のレーザーできれいになるので、目立つシミがある人はそれなりのコストパフォーマンスはあるかなと思います。
もちろん1度の照射でとれない場合もありますが。

肝斑の治療は受けたことはないですが、友人の話を聞く感じでは、薬などの処方できれいになくなることが多いみたい。

コンシーラーなどでシミを隠すのが難しい視覚障碍者には、美容皮膚科を頼るというのも選択肢の一つではないかな。と個人的には思います。

まつ毛エクステは1度だけ経験しました。
私はもともとマスカラテクニックがないですし、アイラインも引いたことがなかったので、まつエクをした直後には「きの子、今日はお化粧してるんだね!」と友人に言われたものです。
普段のアイメイクがいかに地味なのかがわかりますね(笑)。

ただ、まつエクは安くても5000円ぐらいはしますし、1か月に1度ぐらいは通わないといけないので、私にとっては高値の花です。
でもここぞという時にたまに使うぐらいはいいかな。

またまつ毛が豊かな人ならば、まつ毛パーマをかけるだけでまつ毛メイクいらずになるかもしれません。
一般的にエクステよりもパーマの方が施術時間が短く、料金もお安めみたいですよ。


眉毛のアートメイクについては何年も前から興味を持っているのですが。
身近にやっている人がおらず、信頼できるクリニックを見つけられていないため二の足を踏んでいました。
改めて調べてみたところ、左右の眉毛で10万円ぐらいが相場とか!
2年もつとしても結構なお値段ですよね…。
悩ましいなあ。

視覚障碍者のお化粧の記事は今回でいったんおしまいです。
何か画期的なメイクや美容のテクニックを見つけた際には、また記事にさせていただきますね。
次回はネットショッピングの記事にしようかな。、と思ってます。
ではでは。