フードバトル(1)、(2) の続き。
2月の浣腸のあとから、カリカリ遍歴が始まりました。
なんといっても、今までのゴハンをひとくちも食べない。
食いつきを考慮して、レトルトや、生肉、お魚なんかを混ぜ込んでも、
シカトでクリア。
おかかトッピングすると、ちょっとだけ食べる。
でも、おかかが歯にくっつくのが不快らしく、すぐ食べるのやめちゃう。
ついでに、余計な塩分摂らせたくない。
前回も書いたことですが、
「食べないで体を壊す」という事実から生ずる危機と、
「食べないので病気かも」という不安とは、別モノです。
また、「偏食(だけど元気)」な状況に対応出来ずに、右往左往するのと、
冷静に病気の兆候を観察して行動するのも、別モノです。
不安に駆られて、食べさせようと躍起になれば、猫はますます緊張します。
当面、私の責任において、
5月以降、「食べる」という事を思い出してもらうのに、専念しました。
結果的に、完全に元通り、とは行きませんが、だいぶ食べるようになってきた。
以下、カリカリを色々並べてますが、
それぞれ品質が良いとか、悪いとか、そういうことには、言及しません。
良し悪しにも基準があって、その基準の自体が、
状況、条件、思想によって、激しく変化するから、私にはよくわからんのでございます。
あくまで、極、個人的な、猫に対する 素朴な疑問 と、
血液検査上、正常範囲内に収まってる(※ 文末注記あり)、
便P気味で食欲不振の、12歳の、とある去勢猫の、
味の好みに振り回されてる飼い主の記録です( p_q)えーん
【アボキャット】 アダルト/ヘアボール
食べず。
配合されてるアボカドオイルが、便通を良くするらしいので、
食べてみて欲しかったんだけどなぁ。
「シニア」をチョイスしなかったのが、ミソ。
【ビューティキャット・プレミアム】 体重が気になる猫とシニア用
国産。プライベートブランド商品。
真ん中に穴が開いている上に、空気を多く含んだ焼きあげのせいか、
重さに比して、嵩が多く見える。
そんなサクサク感が良かったのか、2月以降、最初に食べたフード。
当初、これでしばらくしのいだが、現在休止中。
【アボキャット】も、【ビューティキャット・プレミアム】 もそうなのですが、
シニア食と、ローカロリー食が、一緒になってるものって結構ある。
シニア猫は、代謝が下がるから、
無駄に太るのを抑えるためにローカロリーってことらしいけど、
年を取ると、むしろ、食欲が落ちて、痩せて行く子が多いんじゃないかなぁ?
それはそれで、「年相応」なのかもしれないけれど。
太る子には、減量食を。痩せる子には、別のゴハンを。
と、いいつつ、あんまり栄養価の高い食事は、
内臓に負担がある気もしないでない。
実は、この「内臓に負担」とか「猫にストレス」とか、
中身のはっきりしない言葉はあまり使いたくないんだが、
その辺は、今回はスルー(^^;
甜々は、たしかに「体重が気になるシニア」ですが、
方向性が逆(笑)なので、この辺は、一旦選択の範囲から、OUT。
ただ、体重ってのは、猫の体調を見るひとつの指標であって、
単純に目的化しちゃいけない場面もあるかもしれんなぁ…なんて、漠然と思う。
【ウォルサム・ベッツプラン】 エイジングケアプラス 10歳以上用。
獣医さんで、
「発注してた子が亡くなって(17歳)、宙に浮いちゃったので…」
と、持たせてくれました。1.5kg \0 (笑)
食べなかったら捨てちゃってもいいよ~♪ってんで、もらって帰りましたが、.
やー。もう。舐めもしませんでした
甜々の皿を前に置いた後、
他の猫にゴハンをやろうと去る私を、にゃんにゃん鳴きながら追い掛けてきて、
「ボクにもゴハンをください!」と、目を潤ませて私を見上げておりました。
やはり、お医者さんで処方される療法食・維持食の類は、
あまり好かれませんなぁ… (^▽^;)
つまり、甜々。
あの 『まったく食べない』 時期でも、やっぱり、食べる気はあったのです。
ゴハンの時は、いつもワラワラと寄ってきて、
期待に満ちた目で皿を見上げるのは、以前と変わらないのです。
でも食べない=3
ちなみに、まるごと一袋 1.5kg 残ったこれは、
コレ( リンク★ )と混ぜて、なんでも食べる橙太と柚子が食べてましたが、
どうも柚子が、一気食いリバースする傾向が強く、強制終了。
【ホリスティックレセピー】 シニア・チキン&ライス
食べず。
手持ちのゴハンをなんにも食べないので、通販が追いつかず、近所のショップで購入。
カイカイの疑いが出た事もあり、ライス、ポテト系に走ってみたけど、
一嗅ぎして、さくさくと、皿を埋めにかかりました (^▽^;)
匂い嗅ぎもしなかった【ベッツプラン】よりは、マシな反応(笑)
森永乳業【スーパーゴールド】
【ホリスティック・レセピー】 を購入した時、ペットショップもらったサンプル。
ラクトース入り。
食わず。
反応は、同様。
甜々が食べなかったカリカリは、
みんなハチワレ兄妹が、美味しくいただいております♪
…多頭飼いで、助かった (;^_^A
時々、甜々にも、再チャレンジさせてみてますが、
…その度、またハンストに入っちゃうんだよね…(´Д⊂ヽエーン!
つづく
たまたま、昨日、猫ゴハン公開企画があったことを、
フードジプシー中の私には、ちょっと面白い企画でした♪
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※血液検査の「正常値」※
これねー。
調べてみると、かなり場所によって違うこと書いてあるのよ (^_^;)
甜々の場合、
ある猫看病サイトに掲載されてた一覧表によると、全部異常値。
また、別の獣医師サイトによると、みんな正常値。
甜々がかかった獣医さんの表によると、一部正常値、一部上限値、一部異常値。
調べていくと、どうやら、「年齢、検査機器、地域によって変動する」 そうだ。
年齢は、わかる。
検査機器も、わかる。
その機械の感度によって、数値が多少 UP/DOWN するだろうから、
それに合った範囲が設定されるんだろう。
で。
地域って何?!(^▽^;)
そこに、甜々が当時、猫の身でありながら、2、3日絶食状態で、
更に、ほとんど過呼吸寸前みたいに、興奮してるって事を考慮して、
数値を見、全体のバランスを見なきゃいけないので、
結局、アタシのよーなシロートには、どうもわからんのだ。
絶食だから、もしかしたら、エネルギー供給不足のため、
体内のタンパク質を壊してエネルギーにしてる可能性がある。
(血中に、タンパク質の老廃物が増えてるかもしれない)
興奮状態なら、血糖値の値は確実に高く出るので、あてにならん。
暑い日だったし、口呼吸で水分を消耗してたかも。
いずれにせよ、タイミング見計らって、検査に行かなくちゃ。
…尿検査の方がいいかな?