キジトラ撮り修行 | 猫とお絵かき -Drawing with Cats☆

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ゆるい猫飼いと暮らす普通の猫たちの日常と、飼い主のたわごと。
時々飼い主のお絵かきが入ります♪

甜々は、黒ーい。


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黒猫ではないけど、
キジトラの中でも、黒い方に分類されるにゃんこです。


たとえば、頭頂部~後頭部を比較してみると、


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橙太には、シマシマが認められますが、甜々はシマシマなく真っ黒です。


ところで、横着者の私は、写真を撮る時、

とりあえず、絞り優先モードで、絞り開放して撮ってたの。

夜間室内撮影が多くて、暗いから。

でもね。

これって、顔の白いこの子たちにピント合わせる時は、ある程度、有効なんだけど、


▼ 絞り優先。ISO400,F2.8,シャッタースピード 1/50
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がおーーーーっ!


あくびも撮れる、この速さ♪

でも、ピントと測光の中心は、実は柚子の白いよだれかけ。


同じ場所で黒い甜々顔にピン合わせると、測光が カメラ ココは真っ暗闇ですね新月 と判断して、


▼ ISO400,F2.8,1/8
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光に包まれるオレ…♪ 右下に写り込んでる白い物体は、柚子の手。


と、この通り。

マイカメラときたら、自動的に、シャッタースピードをガツンと落として、

カメラ ヒカリあれ~~!!キラキラ と、一生懸命明るく撮ってくれるんですよ。


側光モードを、スポットから 中央重点、マルチにしても、大差無し。
F値を上げる事で、シャッタースピードを稼ぐ方針も、台無し。


この甜々は、静止中の上に、私もベッドに肘ついてるので、

何とか可愛く(?)撮れとりますが、

普通なら、被写体ブレ & 手ブレの、Wブレ写真になってるはず。


これはこれで可愛いし、

お絵かきの参考資料としては、

こういう明るい写真は、それはそれで使い道もあるんだけど…


甜々は、もっと黒いの!

黒くて引き締まったカッコ良いキジトラなのっ!!o(*≧□≦)○


と、飼い主は、ひそかに思ってたりしたわけだ。


シャッタースピードが遅いと、

(1) 手ブレる。
(2) 露出オーバーして、背景飛びまくる。
(3) 甜々の黒さに締まりがない。
(4) ISO感度UPとともに、ノイズもUP。


と、云うわけで、実験!



■■ 絞り優先モード ■■


▼ ISO400,F2.8,1/3
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まぶしー! …なワケはない。


▼ ISO800,F2.8,1/13

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手ブレてるよ…


はいな。(^^;

どちらも明る過ぎ。そして必ず手ブレてしまう。

ついでにいうと、コンデジで ISO800 は、常用したくない。


と、いうわけで、

そんなにシャッタースピードが欲しいなら、いっそ…



■■ シャッタースピード優先モード ■■ ISO400 固定。露出補正±0


▼ 1/10
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手ブレてるよー! はいはい (^^;


▼ 1/20
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オレ、動いてないからね。 でもブレてます _|\○_


▼ 1/30
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夕方の気配。。。


▼ 1/40
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おやすみー。

…どーやら、1/20 より遅いと、手ブレる私 (T^T)


絞りは全部、勝手に、F2.8 で踏ん張ってます。


黒い物を撮るにあたって、

絞り優先の時、シャッタースピードが遅くなった代わりに、

シャッタースピード優先の時は、絞りが開くのです。


どっちが良いかと云われたら、どっちもどっちだ。

希望を言えば、シャッタースピード 1/30~50 以上で、

もっと少し明るく撮れればいいのだわ~♪♪(^▽^;)



実は、黒猫撮りには、必殺技があるそうな。


「黒猫を、より黒く撮るためには、露出をマイナス」
逆に

「白猫を、より白く撮るためには、露出をプラス」


やってみたことないんです。

キジトラや、八割れ猫では、どうなのでしょう?