今年を振り返る | 猫とお絵かき -Drawing with Cats☆

猫とお絵かき -Drawing with Cats☆

ゆるい猫飼いと暮らす普通の猫たちの日常と、飼い主のたわごと。
時々飼い主のお絵かきが入ります♪

……ことは、しないつもりだったんだけど(笑)


でも、ひとつだけ。


chalk it up ☆


はじめた当初、このブログは、別ジャンルのブログでした(笑)


chalk it up ☆


ところが、長年の不養生が祟り、ある時期を境に、

突然、ブログをその内容で更新する力が、自分の中から、枯れてしまったのです。

たぶん、その頃の私は、とてもくたびれ果てておりました。


そんな頃、猫ブログの存在を知りました。


みんな、犬や猫や、色んな動物たちと一緒に暮らし、

彼らとの生活を楽しみ、幸せに暮らしてる。

そんな様子を、生中継(?)で見ていたら、とても嬉しくなりました。


犬や、猫や、動物たちと暮らすのは 「とても楽しい♪とても幸せ♪」と語る人たちの間で、

気付くと、私は、とても安心していました。

ブログを通じて、ちょこちょこお話させていただいてると、、

なんだか、人間の持つ、とても善い部分に触れているように感じました。


chalk it up ☆

私が、子供だった頃。

一般的に、犬や猫は、まだ、

いわゆる 「犬畜生」として扱われていたように記憶しています。

汚いもの、まつろわぬもの、意に添わねば処分される「もの」でしかありませんでした。

まして、彼らと、心を交わすことなど、

とても不健全なものとして、奇異の目で見られることすらありました。

…… 幼児体験、あんまり良くありません (^_^;)


今でも、多くの賃貸住宅や、集合住宅が、「ペット禁止」です。

ひとたび災害が起きれば、

犬猫なんぞ、避難させることすら禁止されるケースも多くあります。

そこには、「ペット=社会の迷惑」であり、

ゆえに、ペットの飼育は、反社会的行為である、という考え方が、

この社会の根底に貫かれているように感じてしまう。


じつは、動物だけじゃないんですよね。

この社会は、何か周りと違う個性の存在への拒否感を、社会正義にすり替えがち。

ホントは、そうじゃないよね。拒絶や禁止や締め出しでは、解決しない。


chalk it up ☆

それでも、たしかに、私の子供の頃より、状況は良くなっています。


今だって、捨て猫や捨てウサギもいれば、保健所で命を落とす犬や猫も沢山いる。

だけど、あの頃より、ずっと沢山の人が、

動物と一緒に暮らして、それが、とても楽しいこと、素晴しいことだって、知っている。

彼らには、命もあれば、優しさも、人と交わせる深い情けがあることも、知っている。


私は、もっと多くの人が、動物たちと一緒に過ごす暮らしを楽しんでくれたら、とても嬉しい。

動物と暮らす事は、後ろめたい、反社会的な迷惑行為ではなく、

一般的な、幸福な出会いのひとつとして、広く認知されて欲しい。


人間が丁寧に暮らしていれば、動物だってきちんと幸せに暮らせるのです。


より良い形で、人と動物とが一緒に生活していけるように、

より沢山の人たちが参加して、そのための知恵を出し合い、

助け合って行けると良いと思ってます。

ブログは、そういう場を提供してくれるでしょう。


chalk it up ☆

犬や猫や、動物たちへの思いやりを胸に抱く人たち。

それから、とても幸せに一緒に暮らす人と動物たちに数多く出会えたこと。

そういう人たち、動物たちの存在に、何か希望のようなものを感じ、

とても感謝を覚えた2008年でした。


そうこうしてるうちに、ずいぶん元気になった気がします。

それも、ブログを通じて出合った皆さんと、

今日も日本や、世界のどこかの街角や窓辺で、日向ぼっこしてる猫さんや、

犬さんたちのおかげです♪


いつも楽しいブログ読ませていただいて、ありがとうございます♪

それから、いつも来てくださるみなさん、コメントくださるみなさん。

ホントにありがとうございます♪


chalk it up ☆


ヘトヘトだった自分にとって、最後に残った、切迫感のある存在は、

犬のこと、猫のこと、そして、私の3匹の猫たちでした。


おそらく、私の「中」ではなく、隣にあればこそ、

彼らは、尽きることの無い力を放ち、

私にとって素直で明るい、幸福な興味の対象であり続けてくれたのだと思います。



そんなワケで、急遽方向転換して、書き始めた猫ブログ。

来年も、その時々の切迫感を反映しながら、だらだらと続きます(^_^;)



それでは、みなさん。よいお年を~♪