というわけで、シグルズ17話でございます! わーぱちぱち
 当初の予定では組織のワンダラーの正月話も挿入しようかと思いましたが消え去りました。すまぬ。
 涼介の過去話がメインです。初変身エピソードはV3とアギトをイメージいたしました。だからジャガーです。小道具として大鋏が落ちた描写でそれを匂わせたのですが、気が付かれたでしょうか。え? 細かすぎる? ですよねえ。被害者家族も父と母と少女(=妹)というのをイメージしてみました。基本V3ばっかですね。涼介は実質的に2代目ライダー(V3は3号だけど、仮面ライダー第2作品ということで)なので、こんな感じになりました。
 しかし、シグルズキャラはうだうだ迷ってばかりですね。悩んで悩んで悩んでばっかりで嫌になっちまいますね。自分でも「なんでこいつらこんなにいじいじしてんだ」と思います。こう、爽やかにできないものでしょうか

 涼介が寄宿していた間庭家。じつは間庭という男は4話に出ていましたが、覚えていらっしゃるでしょうか;; なかなか出す機会がないのでございますーっ! まあ、そんなに重要なキャラでもないからべつにかまわんのですが。涼介のバイクを改造したりしたのは彼だったりと一応いろいろと役割はありましたが。あと、「おやっさん」と言うのでわかるようにこれも一応オマージュでござい。

 実はシグルズはシグムントとは少しデザインが異なるという設定があったのですが、いかんせん私が絵を描けないせいでうまく解説できませぬ。
 シグムントのほうが、鎧の紅い部分はオレンジに近い、というか炎の色に近い赤色をしていたのですね。シグルズは血の色のイメージで紅色です。それとなく匂わせたかったけど今まで書けなかったので後付臭いね!
 シグルズ第一話でシグムントとの違いを指摘され「これは父さんの血の色だ!」みたいなシーンを入れたかったけど、没になったのです。

 なんか人間じゃなくなるライダーが公式様でも増えているので、なんだか便乗臭くてツライ。でも、シグルズのほうが通常フォームでもこうなるからリスキーだね!
 涼介はワンダラーの細胞をちびっとだけ受け継いでいます。さてはて、どうして彼がその細胞を持っているのか、それはのちのお楽しみ

 最後のほうは木佐貫親子のいさかいです。この父子は特にお互いの思考回路が似すぎています。
 涼介や慧が幼いころ、大人と言うのはみな完璧に見えました。やってることは正しいし、間違うことなどないと信じ切っていました。
 しかし、彼らが大きくなればなるほど、大人(親)というのも一人の人間に過ぎないというのが少しずつ分かり始めます。
 そういうのを書きたいのですがうまくいかないー
 涼介も無条件で父や惣次郎・光江を信用しきっていましたが、距離を置いたことと彼が成長したことでそれらが揺らぎ始めました
 慧も、自我を持ち、自分は親の操り人形ではないと思い始めてから、反抗を始めます。
 これから二人と木佐貫夫妻の距離が開いていくのか、それともどうなるのかもちびっとだけ見守っていただけたらと思います。

 次回のシグルズは!
 涼介が退院します。そして、遅めの初もうで。
 清風が活躍するかも?
 でございます。作者もビビるほどの急展開になるかもしれません。計画性なんぞない。めちゃめちゃだあ
 次回も読んでいただけたら幸いです