ポール・セザンヌ(1839-1906) 南フランスの古都エクス=アン=プロバンスに生まれる。

中学時代エミール・ゾラとしたしくなる。

19歳エクス大学法科に入学するが、彼は画家を志し、22歳でパリに出て、美術学校を目指すが入学試験に失敗、

サロンに出品するも失敗續き。

やがて、印象派のグループと親しくなり、マネの【草上の昼食」に深く感銘を受ける。

セザンヌは印象派の祖ピサロを師とし色彩、構図に影響を受ける。

ピカソのキュビスムは、従来の絵は単一の視点であったのに対して、セザンヌの複数の視点で描こうとした、それをさらに推し進めようとした。

その多視点をデッサン、色彩により調和させていく、それが20世紀の画家たちに大きな影響をあたえた。

 

ポール・セザンヌ 「レスタックの海」1878-79

イメージサイズ68×54cm シート価額¥4,400(税込)

 

地中海に臨む美しい入江を描いた「レスタックの海」。

この絵には、セザンヌの新しい試みが見られる。

筆のタッチを重ねて岩や家が描かれている。

輪郭を描かずにかたちをつくり、絵の具の塗り方で遠近感を表現するセザンヌ独特の技法である。

 

ポール・セザンヌ 「レスタックの海」1882-1885 (仏)アザン社プリント

イメージサイズ80×60cm シート価額¥5,500(税込)

 

レスタックは南仏マルセイユ近くの地だ。

レスタックのパノラマ風景を12点以上描いている。

絵を描き始める前に長い間、対象を見つめ続けたと言われている。

対象を多視点により構築するため、色と構成のための時間と思料する。

 

ポール・セザンヌ 「レスタックの海と城跡」  (仏)アザン社プリント

イメージサイズ52×65cm  シート価額¥4,400(税込)

 

こちらのブログでは、当社ギャラリーの書斎画廊紹介
作品紹介・販売などをしております。
現物をご覧になりたい方、購入御希望の方は
chal1970nagai@yahoo.co.jpまたは
06-6429-6313(長井)
までご連絡下さいませ。