五鈷拳兜鉢 書・孫子「第十二火攻篇」

額外寸 42×59           額装価額¥44,000(税込)

 

兜のてっぺんから黒光りする漆塗りの腕が伸びる。

握りしめているのは、煩悩を打ち砕くという密教法具だ。

木彫りに金箔を押した法具を、えいっと頭上に突き出せば、

法力により武運長久は間違いないだろう、というわけだ。

 

1956年 関西学院大学院政治科研究室より外交史研究のため

ポルトガル、リスボン大学に戦後初の留学生として渡欧。

外交史研究より絵画の世界に転じて、ポルトガル、スペインで活躍。

コインブラ国立美術館東洋美術顧問となるなど、また無法庵と称し

老荘思潮に傾倒、独自の書を切り開き、その他、多方面な分野に

マルチな才能を発揮する奇才の人である。

 

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