いつの日かの夜
洗面所から映画のワンシーンのような悲鳴が…「キャー!」
台所のカウンターにいるわたしは、やな想像しか思い浮かばない…無かった事にしたいと無視を決めた。
長女「パパ〜!Gブリ!」
いつも返事もしない長女が、こんなときだけ私を呼びつける。わたしは、いつもGのような扱いを受けているが、Gではない!パパだと!Gはパパもこの世で一番嫌いなんだよと固まっていると…
よせばいいのに、いかなくていいのに、興味津々の次女が見に行き…
次女「パパ、ゴキB!」
さっきも聞いたし、知らんし、パパはゴキBではないのだよと無視を決め込んでいたら、大ボスの一声…
妻「パパ!Gブリ!早く行って!」
いつわたしは、害虫の事ならお任せ!害虫駆除業者に格上げになったのですか?と言いたいところをグッとこらえて、ジェット的なものを片手に締め切ってる洗面所の扉を恐る恐る開けると…
全裸監督の娘…Gよりそのほうが恐ろしい。
私「タオルで隠してくれ!」
長女「早くどっかやってよ!(指を差す)」
わたしがGを連れてきたわけじゃない、Gと友達でも知り合いでもない!もう私を召使い扱いです。指の先を恐る恐る見ると…
カナブンをひと回り小さくした虫で、動きも遅い。Gじゃない!ホッとしながら外に逃がしてあげた。
なぜ、いつも、虫が出現したときだけ、害虫駆除ならお任せの勇者扱いにされるのだろうと疑問に思いつつも、その時だけでも頼ってもらえるだけありがたいと思い込ませた…そして、汗だくになってる私…家族って。。。
素晴らしい!のか?いや素晴らしい。素晴らしいのだ。
