実は、あるご縁で、東京の佃中学に演劇の指導をすることになりまして、
かれこれ、1月くらい前から、木・金曜日に通っています。
僕より、17才年下の子達と混じって、
お芝居というものを、恐れ多くも私が、演出をしております。
僕が中学生の頃を思うと、皆すごく素直で、純で、まっすぐで、
正直、こんな中学校があるのかな、と驚きました!
「最近の中学」は荒れているイメージがあったので。
一応、プロの役者から言わせてもらうと
演劇の面から言うと、レベルはそう高くないかも分からない。
でも、やったことない中学生がやる演劇としたら、
すごい伝わるものがあると、確信しております!!
題材もそう明るいものではない、戦争のものを扱ってはいます。
彼らも僕も、経験したこともない、題材を扱っているにもかかわらず、
何とかこの台本を成功させようという、意気込みが感じられて、
僕が中学だった頃と、全然違うなあと、痛感します!!
普通に生きていると、中学三年生の男女とかかわることは、
今、僕が生きている世界ではまったくない中、
そんな機会を与えてもらい、
僕が彼らと付き合った時間は20時間くらいかと思いますけれども、
僕の人生にとって、
「意味」がありました。
大人になって、ずるくなっていたきがします。
君たちの、純でまっすぐな気持ち、なんとなく、忘れていたような気がするんで
思い出させてもらって、心から感謝しております。
あとは、11月3日に、舞台がうまく行くことを、願うだけです。
生徒諸君!
がんばるんじゃなくて、
失敗を恐れずに心から楽しめ!!!
11月3日、楽しみにしています!
多分、ドキドキしながら、見ているんだろうなあ、俺。

