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いろんなメディムを使って描く場合があります。
アメリカンペイントの場合にはリターダーやマジックミックスを使う方が
多いと思います。
ヨーロピアンペイントを描く場合には、私自身はクレイスター・メディウム が
絶対に欠かせないで~す。あくまでも私個人の使い方と意見ですので、各自が
好きなブランドで描けばいいと思います。私はジョソーニア個人が好きなので
ジョソーニアのブランドもメインで使っています。

Flow Medium


オレンジのラベルはフロー・メディウム
Flow Medium
水代わりにベースコートを塗るときに混ぜたり、ラインワークに使います。
水だとペイントが薄まるのでフロー・メディウムなら薄めすぎたりすることが
防げますよ。Chakoはヒンデーローペンの最終モチーフの時や
ローズマリングのラインワークに欠かせません。またバウエルンマーレライの
「ビビッドな配色ストローク勝負」の時にも助っ人になります。
下地塗りの場合には年季が入って硬くなってきたペイントで下地を塗るときに
混ぜると良いです。ブリキなど筆むらがつきやすい材料の時にもペイントが
扱いやすくなって便利です。これを混ぜると乾きが遅れます。
ドライヤーを使ってもOKよ。


Kleister Medium

紫のラベルはクレイスター・メディウム
Kleister Medium
透明・半透明に乾き木目模様など表面に質感のある模様が作りだせます。
「ペイント:1」に「クレイスター・メディウム:3」の割合であわせれば薄く
仕上がりに色がついて下地の木目ものぞかせることができます。
Chakoはヒンデーローペンを描く際に多様します。
セミナーなどでローズマリングのアメリカ・オレゴンの巨匠ゲイル・オーラム
(私が好きなのですっ!)は初めからしっかり混ぜ合わせて使う方法も教えて
くださいましたが、私は描く際に筆先ですくい取りながら混ぜ合わせて描くのが好きです。

 スコッティ・フォスターのバウエルンマーレライの作品に多数でてくる技法ですが、
時計の側面など表面に凹凸をしっかり付けたいときにもペイントと混ぜて糊みたいな
べたべたにしてサランラップで模様をつけました。でもこの方法はオールドスタイルかもね。


Clear Glazing Medium

ピンクのラベルはクリアーグレージング・メディアム
Clear Glazing Medium
そのまま使うと色が強くなりすぎる場合に混ぜて好みの濃さにすることができます。
レースを描いたり下に描いた模様を透かしてみせたり、Chakoは霧とか雲などハイライト
効果的な時にも使っていますね。
 ウッドスティン効果を出したい時には、これを好みのペイントにパレットナイフで
しっかり混ぜて重ねて塗ればOK。スティン専用のものが手元に無くても代用できます。
透明感・品がよい仕上げを求める時には使います。

フロー・メディウム代わりに下地カラーに混ぜて塗ると筆がスムーズにコントロール
できます。まあ、いろんな使い方がありますので個人でいろいろやってみてください。


Retarder And Antiquing Medium

青ラベルのリターダー&アンティーキング・メディウム
Retarder And Antiquing Medium
簡単に言えばペイントの乾燥を遅らせてくれるもの。いろんな使い方がありますが、
サイドロードをきれいに仕上げる際には多様使用される方が多いと思います。
ブレンディング・テクニックには手放せない方が多いのでは?アメリカ人は結構
「水」で描いてますけど。実は私もかなり大きな部分のブレンディングには使いますが
小さい部分には、水で描いています。描きこむ部分にも先にきれいな筆で湿らせておきますよ。
ペイントと筆上でブレンディングするときにも水代わりに使います。
グラテーションがうまくできるのでフルーツなど描く時には使うほうがいいですよね。

 Chakoはサイドロードが苦手なんで、気合いれて描く時には必需品です。
これにモップブラシがあれば夢のシエード&ハイライトのテクニックも夢ではない
(かもね!)細かい作業が得意な方はリターダーの使い方が上手いですよね。見習いたいです。

さらにここには画像がありませんが、黄色いラベルのジョソーニア・マジックミックスも
グラテーションをつけるのには便利です。最近はマジックミックスで手抜き描きも
します。小さな部分なら本当にきれいにボカシがつけられますから。






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