息
しくじった………
今日もひたすら 汗をかく
かけば書くほど 文章が
首にまとわり ついてくる
思いの丈(たけ)を 綴(つづ)っては
じわりじわりと 絞め込んで
息も絶え絶え 歩いてる
はぁ~っと吐(つ)いた ため息が
嵐となって 吹き寄せた
うつ向きながら 歩いては
息もできなく なるばかり
行き過ぎた 家路を戻り
部屋につく
酔いにまかせて ペンを取り
何度ともなく 息をのむ
溢(こぼ)れた息が 氷を溶かし
一つ弾(はじ)けて グラスを揺らし
白いノートを 染めていた
窓の外には その先を
見上げてみれば 花曇り
見渡(みわた)せば
春の息吹きは
すぐそこに