植田紳爾先生が、宝塚80周年に作った洋物のショー
これまでに海外公演に行った国を辿っていきながらその公園でやったショーの場面をしたり、その国をコンセプトにした場面をして最後に燕尾での男役の総ダンスで終わる宝塚の魅力が詰まったショー
黒瀧月紀夫先生の振付が私は好きで、その先生の振付でオープニングが始まります
白い衣装ですが、黒燕尾に負けない華やかさ!そして初っ端から振付も小難しい
同じく、黒瀧先生の振付で
♪夜霧のモンマルトル
姿月あさとさんがこれでもかって歌い上げる場面!
寺田先生にも「ズンコの美声を期待してます」って言われてましたね
私の中ではこの場面、ズンコさんの美声、男役さんたちのダンス、のんちゃんとよしこさんのデュエットを含め、現在までの夜霧のモンマルトルで1位です
黒瀧先生の振り付けはドラマチックで、ステッキのちょっとした使い方にまで大人の色気が漂う素敵な振付です💓
モスクワの場面は、コミカルな天海さんの演技と、本気でダンスさせられてる男役さん達の差が大きくて、
姿月さんのタイの王宮の場面があったり、
トップコンビのタンゴ、久世さんのリオのカーニバル、天海さんのニューヨークニューヨーク
など、各国特徴的な衣装でコスプレ?も面白いんですよね!
で、特徴的な場面のあとこのショーの最大の見せ場
男役さんのダンス
これ、なんでこんなにかっこいいんだろうってくらいかっこいい
なんだろう…ダンサーっていうより男役の逞しさでかっこいいのか…
真ん中3人背が高いし、きびきび踊る感じが良いのかな?
でも、プレスティージュにしてもそうだけどタンゴが似合う
燕尾服の形が今と違いますか?
前に、今はそれぞれ燕尾服作ってもらうってスカステで高翔みず希さんと水美舞斗さんが燕尾服についてトークしていたと思うのですが…
それぞれの時代男役さんがその時代の美学を持っていたと思うので、いつの時代のどの組のこのダンスが好き❤️って昔友達と話してたの懐かしいなー
それぞれに良さがありますよね!
このショーは、当時の月組男役の魅力がいっぱい詰まったショーかなって思いました