ただ今、主人のサバティカル研究に帯同しパリ在住の為お菓子教室はお休みしております。
再開は２０１８年１０月以降の予定です。
bonjour.
パリは夜１０時です。
今日はマルシェで先日あった出来事です。
フランスでは、そこかしこで曜日ごとにマルシェが建ちます。
大きなマルシェからこじんまりとした小さなマルシェなど様々。
我が家の近くに立つマルシェはこじんまりとしていますが、よく行く友人宅の目の前のマルシェは大きなマルシェで私は用途によって使い分けています。
先日、マルシェでミカン１キロとバナナを買い現金で支払いしたところ、お釣りが３０セント足りない！！
これは・・・。
と思ったら、八百屋のお兄さんがミカンを指差しながら必死で何か言ってる。
どうやら細かい小銭が無いから代わりにミカンでいいか？と言っているみたい。
無いものは仕方ないから「oui.(いいよ〜。)」と答えたら、お兄さん笑顔でmerci！！と言いながらガサガサと大量のミカンを袋に詰め込む。
次々と詰め込まれるミカンにお釣りの代わりだと思い込んでたけど、実はもっと買えと言われてたんじゃ
とかなり焦る。
とかなり焦る。そんな私の胸の内など知らぬお兄さんは大量のミカンを手渡しながら笑顔でmerci！！bonne journée！！(ありがとう！！良い１日を！！)と手を振って見送ってくれました。
やはりお釣りの代わりだった。
ミカンを買ったお釣りがまさかのミカン！！
しっかし、重たい。
帰宅し、数えてみたらミカンが１.５倍に増えてる！！
ミカン１キロ€１.９
足りないお釣りは３０セント。
お釣りの代わりに貰ったミカン０.５キロ。
３０セントのお釣りが€１分のミカンに化けました
スーパーでは出来無いこんなやり取りが楽しめるマルシェが大好きです
近所のマルシェでも八百屋のおじさんと顔馴染みになり、毎回オマケの野菜や会計時に端数切り捨てなどサービスしてくれます
やはり対面販売は人の温もりがあっていいですね
それではAu revoir bonne journée.(さようなら。良い１日を‼️)