猫耳頭巾

日記も続いた事のない自分だけど、このブログは続けていけたらなぁ~とおもってます。


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結婚前夜①司編~花より男子の二次小説

「しかし、よくあのおばさんが牧野と司の結婚ゆるしてくれたよなぁ。」

美作あきらは信じられないと首を振りながらソファに座った。その横には花沢類が座っている。
類は返事をするでもなく本を読んでいた。

返事をしたのは西門総二郎。

「ほんと。絶対無理だと思った。4年後司が牧野を迎えに来て、それからも今日まで3年間もいろいろあったもんな。」

「そうそうあの司の浮気事件。あれも楓おばさんの陰謀だったんだよな。よく考えたら司に浮気なんて甲斐性あるわけないのに俺たちまで騙されて。」

あきらは想い出すように上を見た。

「その後の類と牧野の駆け落ち事件もすごかった。う~ん。そういえばあの時は聞けなかったけど・・、なぁ類、あの時本当に何もなかったのか?」

総二郎は身を乗り出すようにして類に聞く。

類は総二郎とあきらの好奇心丸出しの視線にも何の反応もなかった。類は読んでいる本から目を離さないで、

「・・・・さぁ。」

と一言。

「おい。類。」

ソファの裏から怒り狂った道明寺司が現れた。
「あれ司いたんだ。牧野と会ってるんだと思った。」

類は本を下ろして振り返った。

「おい、類ばっくれてんじゃねーよ。やっぱりあの時何かあったのか?」

「司、牧野を信じてないの?」

「何言ってんだよ。信じてるに決まってるだろ。」

「うん。そうだよね。牧野を信じてる司が総二郎やあきらを使って俺から何か聞きだそうなんてしてないよね。」

類は真正面から司を見た。

「あ、あったりまえだろ。そんな卑怯なこと俺がするわけないだろ。俺は牧野を信じてるからな。」

「うん。うん。そうだよね。明日は結婚式なんだし、今更、そんな事聞くわけないよな。」

類は安心したといって本の続きを読み出した。

「あっ・・・・・。」

司はしまったというようにあきらと総二郎を見た。二人は首を振って手をあげた。降参ってことか。