これはまーあれだね。

観に行ったこと自体が事故だね。

まーよくあの脚本で映画になったよ。
役者の皆さんお疲れ様。

駄作とまでは思わないけど、なんだかなーな作品。

役者さん達の力技で、なんとか映画にはなってた、変な映画。

ま、観たことを忘れるとしよう。
ずっと憧れの女性、小林聡美さん。

舞台でみるのはオイル以来かな。
ずいぶん昔だ。

当時は、その驚く程の色っぽさに惚れ惚れ。
今回もやっぱり色っぽい。

ハーパー・リーガン

元々翻訳劇は得意じゃない。

だけど、美波ちゃん、山崎一さんとの家族の場面、
木野花さんとの場面が印象に残る。

たぶん自分も家族に向けて、多少なりともわだかまりがあるから。

間違いなく仲のいい家族だと思う。
家族は大好きだ。

でも。
自分の思い上がりが蔑視を生む。
自分のが頭が良く、色々見えているような気がしてしまう。

そんなのは思い上がりだとわかっている。

でも、それでもその感情は自分の内側で燻ぶっているのだ。

小林聡美さんは木野花さんに向けるまなざし。
美波ちゃんが小林聡美さんに向けるまなざし。

それは全く同じで。
そして自分にも重なって。

母と娘。
そんなもんなんだなと実感。

むしろ痛感。
淡々としたお芝居なのに、痛い。

美波ちゃん。
観る度ごとに素敵になる。
華のある容姿、通る声、キレのある台詞。
いいな~

木野花さん。
なんか怖い。どっか怖い。迫力だなぁ。

山崎一さん。
いい人だけど、弱い感じが何とも。
役者さんとしては素敵だけど、旦那としてはアレは…

大河内浩さん、やっぱり苦手です。
この方とトビアス役の人とのシーンはかなり苦痛でした。

シンプルな舞台。
特に波がない淡々とした舞台で正直心配だったけど、
(何せファーストシーンが苦手の大河内浩さんだし)
観終わったそのあと、
何かが刺さった気がした。

静かにえぐられるそんな作品でした。

期待が大きい作品は得てして期待ハズレだったりする。

前評判が良く、同僚も絶賛していた。

でも、イマイチ。

深津絵里はやっぱり良い。
せつないし、愛おしい。

樹木希林と柄本明はやはり名優。
黙っている、それだけで何かを感じさせる。
モロ師岡は素敵だ。

妻夫木聡が今ひとつ。
ずっと違和感。物足りない。

壊れていない。
殺人まで犯してしまう、何かがない。
影、重さ。
背負っている何かを感じられない。
根っから明るい人なのかな。

どろろのときにも感じた、終始役に合ってない感。

うーん。

ヴィヨンの妻やマジックアワーはとても良かったんだけど。


映画全体も丁寧で真摯だけど何か足りない感じ。
手堅く行き過ぎたような・・・
枠組みの中の作品?パンチ力不足?

今年はパレード、告白とガツンとえぐられた作品が多いし、それを期待して、ついでにどこかで比べちゃったのかも。