前回の記事で



地球の生態系が人間のせいで
ヤバいことになってると書いたのだけど






人間は地球にしてきたことを
なんと自分たちの体にもしています滝汗





私たちが人類の体内の生態系に
影響を与えているありさまは


地球の生態系に与えているそれに
よく似ています。



人間は自分たちの体内の
バランスまでを崩しています。



自分たちの体内の生態系って何かって?



私たちは歩く生態系なんです。







人間の体内には
ものすごい数の微生物が住んでいます。




人体の細胞より多いのです。



人体の細胞は37兆に対して
人体に住んでる微生物は100兆とも
いわれています。


すごいでしょ爆笑






つまり私たちが自分と思っている
この体には微生物だらけ。



私たちは微生物たちに棲家を与える代わりに

私たちの内部や表面にいる細菌は
病原菌から守ってくれているし 


代謝や免疫系にも影響を与えています。





人体と微生物は

お互いに補完し合って


協力しながら生きているのです。



これが人間の体内の生態系。




20世紀からの急激な
科学技術の発展と
生活スタイルの変化で


体内の生態系のバランスが崩れて
病気が増えているともいわれてます。




昔より医療は発達しているのに
なんで人はこんなに病んでいるんだろう?



南米の奥深いジャングルで生きている
抗生剤など一度も使ったことがない人々の
微生物叢と比べると


私たちの体内の微生物叢は
すでに1/3も少ないそうです。



現代的な生活は便利ではあるし


清潔になったおかげで


防げる病気も

増えたわけだけれど


清潔すぎる水


過度な除菌


少人数家族


帝王切開


母乳育児をしない


抗生物質の過度な使用などが




微生物叢を減らす原因となっています。



それが原因で健康を損ねる結果に
つながってしまっているようです。




ところでこの微生物たちは
一体どこから来るのでしょう?
 


子宮内はほぼ無菌状態だから
(諸説ありますが)


微生物叢の最も重要な種まきは
出産の時に蒔かれます。 



出産が近づくにつれて主要な細菌叢は
母体の膣内と乳房に集まるそうです。  






産道を通る時
ママの胸に抱かれて母乳を飲む時

ママから赤ちゃんに引き継がれる
この微生物の受け渡しのプロセスが

赤ちゃんの将来の健康にとても重要だと
科学者たちは考えています。





帝王切開だと産道を通らないから
ママから微生物をもらえない。





そして母乳は細菌たちのエサになる
オリゴ糖が含まれているのです。




オリゴ糖って赤ちゃんが
消化できないんだけどね。


科学者たちはなんで消化できない
オリゴ糖が母乳に含まれているか疑問に
思っていたけど

研究により微生物たちの最良の
栄養素だとわかってきた。



自然の流れは無駄なことはないんだよね。
全ては理にかなってる。





出産とかその前後のプロセスって
私たちが思っている以上に大切


なのよって


毎日出産に携わっていると
私は直感的に思うし


調べれば調べるほど
そのプロセスを大切にしてほしいなって思う。





赤ちゃんの生涯にわたる
健康のために

私たちができることは

可能な限り
医療介入なく
経膣分娩で

できるだけ早くママと触れ合い

長期な母乳育児をすること。



いろいろ見てきて
調べて至った結論です。





だけど、こういうことをいうのは
それをできなかった人が
否定されたと感じて傷つくと

知っていても
言わない助産師も多いです。



けど、ほんとにそうかな?


事実は事実として知っていたほうが
よくない?



私は
その上で何ができるかとか
どうしたいかを決めた方が
いいと思うのです。



それをサポートするのが
助産師の役割だし。



ママたちって
我が子を思うがゆえに

できない自分を責める傾向があります。


だけど
そうできない状況があることは


たくさんの人のお産や育児を
見てきたから
痛いほどわかってる。




だから責めないでほしい。
否定されたとも思わないでほしい。




でもだから言わないっていうのは
やっぱりちがうと思うのです。



できなかったからといって
絶対に健康を損ねると
言ってるわけではないの。


それだけじゃないから。


でも人間という種としてみると
地球がヤバい状況であるのと

同じように
ヤバい状況ではあるのは

事実です。


もって詳しく知りたければ
このドキュメンタリー映画を観てみてね。 


マイクロバース