私の、一種独特な欲望 | 山川咲の解放区blog

私の、一種独特な欲望

太陽に照らされて日陰からでも
温度がじわじわと上がっていくことがわかる
ハワイの昼下がり。

泊まったこともないけど私が勝手に
気に入っているアウトリガーホテルへ歩く。

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もちろんホテルに入るときは、
「Hi!」ってボーイさんともにっこり挨拶。

ちょっとした挨拶にも手を上げて
最高の笑顔を見せるアメリカの陽気さが
私をとっても満ち足りた気分にする。

ゆらゆらと光を浴びて大きく水面が揺れる
プールサイドが私の目的地。

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サンダルを脱いで、チェアーに寝そべって
文章を書く、私にとっての至福の時間。

(これ勝手に入っちゃだめなのかな?)

ちょっと飽きれば、子供や、水面や、空や
スタッフや、道行く人を横目で見て、
寄り道気味にゆっくりと本を読む。

そういえば、今日見た印象的な光景。
それは一人の女の子の姿ーを想い出す。

無茶して道を渡ろうとしていた女の子がいて、
その子のために車が止まってくれた。

そしたら、彼女は超可愛い仕草で
「きゃっありがとう!バーイ♡」って感じで
大好きな親友にそうするかのように手をふって
道路を渡って行った。

なんか衝撃的だった。
その子の可愛さと、その光景の幸せさに。

道を譲ってもらうとなんだか反射的に
「すいません~」って想っちゃう日本では
絶対に見られない光景。

「渡らせて」ってお願いした方も、
「いいよ」って願いを叶えた方も
この数秒で超ハッピーが生まれている。

私もとっても大切にしている、
人と人とが織り成す幸せの化学反応。

私はお母さんの影響か、求めることは
人に何でも伝える癖がある。

これがしたいとか、これが欲しいとか、
今すぐこうしたいとか、ここに行きたいとか。

そうするとそこに予定調和ではない、
人と人との化学反応が起きる。

小さな夢は毎日たくさんたくさん叶う。
それを私はたくさん見てきたし、体験してきた。

「人は人に優しくしたい生き物だから、
 素直に伝えて、協力してもらって
 それに思いっきり感動して、感謝する」

求めない生き方ではなく、
素直に求める生き方。

独特かもしれないけど、それが私のスタイル。

お店でサービスされる時もそう。

やってもらって当たり前だと思っている客に
通常のサービスをするより、
話して仲良くなったお客さんの要望に応えて、
それに感動したり感謝してもらうほうが絶対幸せ…

と勝手におもっている。笑


私には、一種独特な欲望がある。
他の人に言わせれば無謀と呼ぶ類の。

私の「こうしたい!」はいつも突然で、
常識はずれで、私自身のことも驚かす。

でもこみ上げる欲望は、私を突き動かして、
いつしか目の前の人を突き動かす。

そして毎回素晴らしい何かが起きる。

大切なのはそこに双方の幸せがあるということ。
そして私に相手に対する感謝があるということ。

起こる全てが奇跡だと忘れず生きたい。

今までの全ての奇跡とみんなの優しさに
心からの感謝を込めて、そう想う
泊まってもいないホテルのプールサイド。笑

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〈たまたま出会ったスイートな家族♡〉