お待たせです……(^0^;)待たせてばっかりですね……
24時間テレビ頑張ってますね~私智君の息止め寝落ちしてました……あんな可愛い頭してたとは…^_^;
うんていのとこからふっと起きたけどね……^_^;最後のMJのとこ智君のお国殿聞けるかとおもったけどね…でも、笑わせてもらいました(≧∀≦)
無門殿真っ只中!時代物も今なら少し見やすいかな?^_^;
ちょっと乗っかってまーす♪♪
お盆で終わる予定だったのに……続いてます…………(^0^;)
このお話は史実をちょっと入れました妄想フィクション小説です…
蒼嵐の如く~
あなたにも…刃を…向けます………
智のその眼の奥に鋭い光を見た…
己の信念さえ曲げる程、事と次第によっては相手が誰であろうと容赦しない…
お前のそんな姿……出来れば一生見たくないもんだな………
近藤は心の底からそう思った。
進軍を続けてる……いや…どちらかと言うと後退してるのか……
将軍は江戸へ戻ったと聞き、急いで今後の事を話しあったが、新選組も隊士は随分と減った……
戦いに命を落とした者も大半だが、戦況の悪さから逃げ出す者もいた…
しかしそれを責める事も今の状況からは出来なかった
土方は行く先々で、隊士を集めるべく奔走し、寄せ集めのこの集団を何とか鼓舞すべく近藤もかなり尽力し、志気を高めるように務めていた……
俺はずっと、俺が居ない筈のこの時代を見ている……
何だか自分もこの時代に生きているようだ…………
随分長い間いるみたいだけど、皆もう大阪来たかな?
そんな事を考えていると、スッと場面が変わる……これもだいぶ慣れたけど
ドンドン終わりに近付いて行きそうで正直怖い…………
彼はあの丘を見せてくれた後から姿を消したが、俺に何か起こる訳でも無く、俺は彼に言われた通り、本当にただひたすら彼等の姿を未来のメンバーに伝えようと目に焼き付けた……
でも……姿を現さなくなった彼はどうしたんだろう……
また場所が変わった………
どこかの部屋らしき所……
広間に五人と複数名の隊士がいるが、あきらかに五人とは見えない壁があった
新選組も浅葱色の羽織りを羽織っているのは元々の隊士……後から入った者達は羽織りを持っていない
でも後から入った和と翔には早々に渡された…
ただでさえ和は敵の内通者扱いのうえ、智達に守られてる事、近藤も土方も隊に入れた事、そして新選組の証の羽織を与えられたことで
今まで尽くしてきたのにと思う者……そして隊そのものに不満を持つ末端の隊士達も一目を置いていた智達にさえたてつき、敵対するようになった……
まさに内部分裂も時間の問題だろう……
蚊帳の外の俺にでもその状況は目に見えている………
どうなるんだろ……
五人は常に行動を共にしていた…
不満を持つ他の隊士から狙われる可能性もあった
浅葱色の五人………良い意味で良くきくようになった。
新選組と解る羽織りは命取りだが、逆にわざとそれを着て、行く先々の人を助けたり、被害を被った農民の助けをしたり、野党を追い払ったり、戦とは違うところでの仕事を彼らは良くしていた。
いつの間にか浅葱色の五人は、敵対する官軍にも聞き及ぶ事になった
近藤も、彼らのやり方に釘を刺しながらもどこか容認していたが、戦況も悪くなると
新たな戦い方に彼等を巻き込む事を決意した……
「ねー智……この戦っていつ終わる?」
和が足に布を巻きつけながらブツブツ言う…
この前の戦で足を捻ってからなかなか治らない……
おまけに利き手の左腕の傷も…
翔君が手当てしながら笑う
「でも怪我してるから戦えないだろう?
戦のことは動ける奴に任せて…」
そう言いかけると、和がムッと上目使いで翔君を見上げた
「俺は早く戦終わらせて、俺の船取りに行きたいの!商売させろよー」
思うように動けないのと、皆を巻き込んで孤立させてしまった事が和には申し訳ない気持ちがあるらしく、憎まれ口を叩いては商売させろと駄々をコネてる……
でもそれは自分をここから離せば、元の鞘に戻るのでは?との思いだった…
しかし一度隊に入ると言ったからには出られるものでもない……
隊と繋がりながら何か皆に役に立つ商売を出来れば……そう思ったり…
ともすればみなを連れて船に乗せれば……
法度を破るような事も考えたり……
和としては皆と居ることを選んだけど、それはあくまで皆が生き抜く事が前提。
でも今の状況はギリギリでそれすら危うい……彼なりの危機感を持っててどうにか連れ出したいように見えた……
「俺この羽織り似合わないよ~~他の人が着ればいいのに~~」
そう言った所で部屋の雰囲気は変わらず、溜め息をつく……堅いんだよ…頭も心も……もう!だから武士はやなんだ!
ブチブチ口を尖らす和を翔君がなだめている……
「なあ……智…俺たち絶対ずっと一緒だぞ……」
突然潤が言った…
「え?……なに……どうしたの?」
すると潤は彼の刀を指指した
「それ……俺達の為だろ……そう思ってこの前近藤さんに向けたろ………何でも俺達の為……そうやって自分を犠牲にしようとする……俺達そんな頼り無いか?」
「なに急に………」
「ずっと言いたかったけど、そんな日が来ないようにすれば言わずに済む…そう思ってだけど、この前の見てそうもいかないと思った………」
「智は、自分の事を一番に考えてくれよ…
」
「潤………」
「そうだよ…智君……」
翔君………潤……
その口調はとても穏やかで、とても力強く…いつの間にか頼りがいのある強い大人の男になったんだと、四人を見つめた
「うん………解ってる。頼りにしてるよ」
ふふふと笑うと、皆も笑った
ずっとこのまま時が過ぎればいいのに……
「江戸より我らは甲府城に入り、官軍を向かい撃つよう命令が下された!今より甲府城目指す!」
その命令が下された時多摩の人間はざわめいた…此処で止めねば故郷はすぐそこだった………
彼等も緊張するのが解る……
故郷には近付けたく無いと……
……俺達の思い出が溢れた場所………
そうだね……彼の想いが染み込んでくる……
しかし、見ていると幕府から貰った大砲も少ない人員や、悪天候に阻まれ大幅な時間の遅れになかなか甲府城に行けず訓練も出来ず…半分は武器を捨ててる……
あんなんで勝てるのか?客観的に見ても勝利は無い……
そうこうしているうちに、隊を揺るがす知らせが入った……
甲府城に官軍が入ったと………
これまでの戦や、ここまでの道中の疲れが
溜まってた中のこの知らせに落胆し、志気も落ちたのが見てて解った…
すると男が部屋に入って来て青い顔で皆広間に集まるよう伝えた…
その様子が緊迫した状況を否が応でも伝えてくる…
五人も嫌な予感を感じながらもその言葉に従った…
集められた皆はすでに覇気は薄れている…
それでも五人は何とか常に一緒にいて、和を守り、翔君に至っては隊士達の怪我の手当てをしていたり………忙しく動き回る日々だった
翔君……翔君が一生懸命治す為に頑張っても、また次々と傷ついていく……
一体この時代の人達は同じ日本人なのになぜ傷つけあって居るのだろう…
そう思って何とかしたいけど、結局は過去の話し……俺はただの傍観者だ……
……でも………見なきゃ……この時代を生きた彼等を…………
現れた近藤と土方は苦渋に満ちた顔だった……
「今皆も知っての通り、けして勝算があるとは言えない状況だ……しかし、ここで官軍を食い止めねばならない…
我らは朝廷に刃向かう気など毛頭無いが、今となっては仕方の無いこと……
だが、それでも我等は今まで通り上様への忠誠と、そして会津藩への御恩を返すべく、松平候のもとへ馳せ参じる事になった。そして最後まで忠義を誓った将軍家の為に戦う者のみ今後着いて来い」
皆ざわざわざわついた………
……え?……てことは今が抜けるチャンスじゃん!
でも………俺にこの世界を見せると言うことはきっと………
和を見ると、智をじっと見つめてる
恐らく彼の言葉を待ってるのだろう……
どうする?……
すると彼はすっと立ち上がり、近藤に向かって言い放った
「今この場で決めねばならぬと言うなら、俺は行動を共にする。
だが己の命、誰の為に使うかはそれぞれ…命惜しくなるのは当然のこと!その者達は明日の朝までに此処から去られたし!
そして近藤さん、絶対に責め追いかける事無きようにお願いいたします!」
……今まで何人も逃げ出した事を思うと、きっと無理強いしたり、追いかけて逆に裏切り者扱い受けて殺められたりしたのかな……
自分の命……大切な物だからこそどう生きるかを責めずにいて欲しい……
ずっと駆け足ながらも歴史の一部分を見ている……
この時代はまるで嵐の中にいるみたいだ……
日本中が大きないつ過ぎるか解らない激しい嵐の中に……
その中に巻き込まれてしまった過去の俺達………
そんな彼等が未来であの丘にずっと待ってると想うと切なくて……
こうやってただじっと見ているだけなのが何とも悔しく、何か力になりたいのに……
そう思っても、俺は見届ける為に来たんだ……しっかりしなきゃ!
「わかった………ならば智…お前は俺と共に行動せよ。このまま官軍を撃つ。
そして土方は早々に江戸へ向かえ…潤、和、お前たちは土方と共に行動しろ!
……雅紀、翔お前たちは会津へ向え!…他の者は明朝までに意思を申告せよ…以上!」
…………え?……………
五人は一瞬言葉を失った……
「おっさん……俺が土方さんと一緒ってどういうこと…………?」
潤が呟くように答う……
「そうだよ!なんで俺達バラバラなんだよ!」
雅紀も食ってかかった…
「そんな……ちょっと待ってよ…俺達一緒に居なきゃ俺が残った意味ねーんだよ……」
和も信じられないと呆然となりながらつぶやいた……
「翔…お前は医術の心得がある…その腕を松平候の下で十分発揮して欲しい……恐らく厳しい戦いになるだろう…」
近藤の言葉に静かに翔が聞き返した…
「医者はどこも必要だ…此処だってそうでしょ……何故……」
「松平容保候に我々は忠誠を誓って居る。我々が一番に御守りすべき方だ……その方にもしもの事があっては一大事!翔の力が必要だ…それには翔を守る者も…な、雅紀」
「…でも!だからといって、皆バラバラにならなくても!」
雅紀は今にも泣きそうな顔になっていた…
「腕のたつ潤と雅紀を和と翔につかせる…お前たち…しっかり守れよ。和は江戸へついたら船を用意し、土方の片腕となって必要な武器の手配と荷を運んでくれ…お前の力が必要だ」
「…な、……何勝手に決めてんだよ…智は……何でひとりあんたと一緒なんだよ……」
「俺は智の腕を過信してるんでね……
お前……俺を見届けるんだろ?な……智………」
ふふっと笑うと彼をじっと見つめた
彼はしばらく黙っていたが、近藤を睨み返して言い放った
「俺はこんなくだらない戦どうでもいいと思ってる。近藤さんが思う程俺は忠誠心とか無いから…でも俺は近藤さんの言うとおりにしようと思う…」
思わず皆がえっ!と驚いた顔をした…
「智何言ってんの…ずっと一緒だって言ったのに……」
潤は彼の言葉に衝撃を受けていた
「俺は此処で食い止める。その間にお前たちは、やるべき事をしっかりやってくれ。」
「でも!でも此処に残るって…おっさん!!勝算はあるのか!絶対個此処で止めれる勝算はあるのか!!」
「……それはどこも同じだ……先の事などわからん……」
その言葉はやけに重々しい言葉で、明るい未来はどこも見えてない
何のための戦いなの?俺はそう思った…
すると彼は穏やかに皆に話しだした
「なあ…なんか凄い最期の別れみたいだけど……俺此処で終わる気無いし……
なんなら途中で逃げるかもしれないし……
それに俺が先に死んでしまうかもと思ってるかもしれないけど、皆の方がこっちより大変かもしれねーぞ……」
「でも!!もし!!」
和も何とか思い留まらせて連れていこうと考えるが、気が動転して言葉が見つからない
「いいか!俺は必ず後から皆のもとに行くぞ!必ずだ!俺が今まで嘘言ったことあるか?」
皆首を横にふった…………
「何が何でも必ず来るか?」
潤も泣きそうな顔だ……
「ああ……必ず。なあ近藤さん!あんたの覚悟見届けたら俺すぐ皆のとこ行くからな!俺もまだまだやりたいことあるんだ。死んでたまるか……絶対また皆であの丘に行くからな!」
すると皆パッと顔が輝くように、大切な約束を思い出した。
「そうだね!そうだ!皆で行くんだ!」
雅紀が泣きながら言う
「ああ……絶対だ!」
翔ちゃんが微笑みながら言う
「必ず!」
潤が覚悟を決めた顔で言う
「智……絶対来いよあの丘に!」
和が、涙をこらえながら言う
「ああ………必ず!待ってろ!」
彼は笑いながら言った………
続く