先日、上野の東京国立博物館へ行った。
その前に、日本藝術院会館へ入った。
文化会館の前の看板に、展示中と書いてあったため、行ってみたのだ。
私は存在を知らなかった。
ということは、初めてである。
文化会館の隣だ。
入口は道路に向いていない。
日本藝術院(正式には藝の字を使うそうだ)は、文化庁の特別機関である。
上野に事務局がある。
会館では展示や講習などが行われる。
この日は、平成23年度冬の所蔵作品展「繋がり~慈愛の心~」だった。(無料・来年2月9日まで)
建物は中庭を回廊のように廊下が囲んでいる。
中庭と反対の外側に部屋がある。
廊下を歩くと、中庭の向こう側の廊下が見える。
平安時代の建物をイメージしたようだ。
設計は日本藝術院会員の故・吉田五十八氏である。
廊下には、男女の裸体ブロンズ像が!
こちらを観賞?しながら思った。
最近、男女どちらかわからない人が結構いる。(女装、ミスターレディということではなく)
裸体だと一発で判るのに、服を着たり髪型によって判らなくなるのかな?
判断基準はヒゲとか?
まあ、私の目が甘いのかな?(また脱線)
そして展示室へ。
展示は一室のみ。
茶道と関係ない展示だったが、いずれ関係ある展示もあるだろう。
今回は、文化勲章受賞の大樋年朗氏の作品が展示されていた。
茶碗ではなく壷だけど、、
「そばだつ花三島飾壷」
建物の付近では紅葉が見えた。
まだまだ知らない場所があるな~

