今ここから茶人への道~第二席-111206_124019_ed.jpg

初めて、「松岡美術館」へ行った。

白金台駅から歩く。

畠山記念館に行くときは、白金台から歩く。

しかし、方向が違う。

初めてだから、外観も判らない。

展示がどのくらいの広さで、時間がどのくらいかかるかも判らない。

用事の前に、「松岡美術館」と「畠山記念館」を観ようという作戦である。


今回の展示は、

日本の和美・彩美

もう、後期展示だ。

1Fは3展示室、2Fも3展示室である。

目当ては、「いろどりの古伊万里」(展示室4)

伊万里焼は海外からも人気が高い。

やはり華やかだな。

私の好みはもっと渋いほうなのだが、見ていて綺麗だな、と思う。

壷、絵皿など、海外は大きいものが好まれるのだな。

わび好みの茶人が、ひと言いいそう(笑)

柿右衛門様式、古伊万里、鍋島、古九谷様式など、ほぼ江戸時代の物。

その中に、ドイツ「フランクフルト窯」の作品が!

人物も描かれていたが、フランダースの犬あたりに出てきそうな欧米アニメ顔?

まあ、私の思い込みかも(笑)


その他の展示で印象に残ったのは、

渡部星村 「がらしや想」の木彫

可憐な細川ガラシャだ。

また、展示室5の床の間に展示されている

「源平合戦蒔絵棚」

この日は後期のため、裏側の「源氏物語図」がこちらを向いていた。

武士と貴族が表裏の棚とは、、

合戦図側も観たかったな。

展示の説明はかなり解りやすく、助かる面も。

また、QRコードで作品解説を読むことができる。

ちょっとやってみた、、でも年配の方からは携帯を出していると、無断で撮影していると思われがちで、、

これから普及するかな。


松岡美術館には庭がある。

だが、そこを歩いたりは出来ない。

館内から眺めるのだ。

2階へ上がる階段からも見えた。

もみじは紅葉していた。

黄、赤、緑の三色になっている木もあった。

館内は撮影禁止のため、庭も撮れず。

やや急ぎ足になってしまい、1Fがゆっくり観られなかったな。

茶道具の展示はほとんどなさそうだが、また機会があったら、行ってみたい。

次は畠山記念館だ!