初めて、「松岡美術館」へ行った。
白金台駅から歩く。
畠山記念館に行くときは、白金台から歩く。
しかし、方向が違う。
初めてだから、外観も判らない。
展示がどのくらいの広さで、時間がどのくらいかかるかも判らない。
用事の前に、「松岡美術館」と「畠山記念館」を観ようという作戦である。
今回の展示は、
日本の和美・彩美
もう、後期展示だ。
1Fは3展示室、2Fも3展示室である。
目当ては、「いろどりの古伊万里」(展示室4)
伊万里焼は海外からも人気が高い。
やはり華やかだな。
私の好みはもっと渋いほうなのだが、見ていて綺麗だな、と思う。
壷、絵皿など、海外は大きいものが好まれるのだな。
わび好みの茶人が、ひと言いいそう(笑)
柿右衛門様式、古伊万里、鍋島、古九谷様式など、ほぼ江戸時代の物。
その中に、ドイツ「フランクフルト窯」の作品が!
人物も描かれていたが、フランダースの犬あたりに出てきそうな欧米アニメ顔?
まあ、私の思い込みかも(笑)
その他の展示で印象に残ったのは、
渡部星村 「がらしや想」の木彫
可憐な細川ガラシャだ。
また、展示室5の床の間に展示されている
「源平合戦蒔絵棚」
この日は後期のため、裏側の「源氏物語図」がこちらを向いていた。
武士と貴族が表裏の棚とは、、
合戦図側も観たかったな。
展示の説明はかなり解りやすく、助かる面も。
また、QRコードで作品解説を読むことができる。
ちょっとやってみた、、でも年配の方からは携帯を出していると、無断で撮影していると思われがちで、、
これから普及するかな。
松岡美術館には庭がある。
だが、そこを歩いたりは出来ない。
館内から眺めるのだ。
2階へ上がる階段からも見えた。
もみじは紅葉していた。
黄、赤、緑の三色になっている木もあった。
館内は撮影禁止のため、庭も撮れず。
やや急ぎ足になってしまい、1Fがゆっくり観られなかったな。
茶道具の展示はほとんどなさそうだが、また機会があったら、行ってみたい。
次は畠山記念館だ!