今回の展示は「朝鮮陶磁名品展」
展示品にはいつ頃の物か、例えば、15世紀などの表示がある。
以前ならば、日本が何時代で誰が天下人だったなどくらいしか思い浮かべることができなかった。
が、韓流時代劇のおかげで何となくは、、
韓流時代劇はフィクションの部分が多いらしいが、少しは歴史の勉強になる。
日本が悪役の韓流時代劇では、朝鮮の日常の器を日本人が異常に欲しがる様子を見て、このような器を~と嘆いている。
展示は「陶磁器」「高麗茶碗」「漆工芸品等」
陶磁器コーナーは青磁、粉青がメイン。
青磁は高麗時代の物。
まだ朝鮮王朝の時代になっていない。
陶磁器には、まだまだ私には解らない用語もある。
こういった展示を見ながら観る目を養えたらいいな。
高麗茶碗は、朝鮮時代のもの。
日本が戦国時代の頃から江戸時代の物である。
井戸茶碗、御所丸茶碗と、おなじみの用語だ。
朝鮮の人たちが、なんでこんな茶碗?と思われていたように、現在も日本と韓国の嗜好は違うようだ。
韓国では完璧な形を求め、日本では歪んだり傷が味となる。
日本では完璧な美人より、ちょっと味がある方がモテる?
茶碗も女性も同じだと言う方もいるが、、どうなんだろう。
私も完璧な形より、展示で並んでいた高麗茶碗たちの方がいいな。
なお、来年度の展示予定の紙が置いてあった。
曜変・油滴天目の展示がある!
しかし、2013年1月からの展示だ。
一年以上先だ、、
以前とは違う視点で、もっと細かい所まで観ることができたら、と思う。
さらに精進だ!
11月下旬のため、紅葉も一部に見られた。
画像は入口(バス停付近)から少し歩いた所で撮影。
また来年も来たい。