今ここから茶人への道~第二席-111122_121015.jpg

奥湯河原の茶室で、お点前付きの茶席に入らせていただく。

少し待つと御婦人方がいらっしゃった。

茶席の席主のお知り合いらしい。

四畳半の茶室に四人の客。

大寄せに慣れているから、ゆとりがあってうれしい。

茶室に入って最初に感じたことは、天窓からの明かり。

ちょうど床の間を照らす。

炉が切ってあるのだが、釜からの湯気にも日が当たっている。

時間帯により、日の当たる場所が変わるそうだ。

席主の方は、私がお茶の初心者と知り、色々な話をしてくださった。


最近、茶道を習ってるの?と聞かれる。

これは喜んでいいことなんだろうな(笑)

席主の方は、流派は私と同じ、裏千家。

他のお客様も裏千家の先生たちだった。

どちらの支部ですか?などと話をしたり、、

和やかにお話をすることができた。

朝、予定通りに出発していたら、お会いできなかった。

色々とありがとうございました。


印象に残ったお道具は…

香合…玄猪包 永楽作

菓子器…ふくべの炭とりを五つに切り、底を付けた物。

主茶碗…瀬戸黒 十三軒吉向作

替茶碗…赤楽 園能斎好写 柿のヘタ高台 猿の浮き絵?

蓋置…鈍阿焼

四畳半の茶室以外にも見学した所については、次回。