奥湯河原の茶室で、お点前付きの茶席に入らせていただく。
少し待つと御婦人方がいらっしゃった。
茶席の席主のお知り合いらしい。
四畳半の茶室に四人の客。
大寄せに慣れているから、ゆとりがあってうれしい。
茶室に入って最初に感じたことは、天窓からの明かり。
ちょうど床の間を照らす。
炉が切ってあるのだが、釜からの湯気にも日が当たっている。
時間帯により、日の当たる場所が変わるそうだ。
席主の方は、私がお茶の初心者と知り、色々な話をしてくださった。
最近、茶道を習ってるの?と聞かれる。
これは喜んでいいことなんだろうな(笑)
席主の方は、流派は私と同じ、裏千家。
他のお客様も裏千家の先生たちだった。
どちらの支部ですか?などと話をしたり、、
和やかにお話をすることができた。
朝、予定通りに出発していたら、お会いできなかった。
色々とありがとうございました。
印象に残ったお道具は…
香合…玄猪包 永楽作
菓子器…ふくべの炭とりを五つに切り、底を付けた物。
主茶碗…瀬戸黒 十三軒吉向作
替茶碗…赤楽 園能斎好写 柿のヘタ高台 猿の浮き絵?
蓋置…鈍阿焼
四畳半の茶室以外にも見学した所については、次回。