社中での茶事は、お客様が茶室に入る。

私は腰掛待合の煙草盆を下げる。

そして初炭点前が始まる。

私は水屋でこの先のお点前の準備。

バタバタ歩いていたら、先生から

しっ!

水屋の音は茶室に聞こえる。

静かに歩いて!

と。


やがて懐石が始まる。

懐石は専門の料理屋さんに出張していただいている。


今回のお茶事は少数ながら社中が総動員。

お茶事は、正客、次客、お詰から成り立つ。

が、お客様の人数は通常の倍。

時間がかかるため、私も亭主役の姉弟子と一緒に御膳を運ぶ。

御膳には、飯椀、汁椀、向付が乗せてある。

さらにお酒をつぐことも、亭主と一緒にさせていただいた。

変則的だが、私にとっては勉強になった。


汁替えも一緒にさせていただく。

やがて、亭主が水屋にて相伴となる。

先生、姉弟子、私も懐石をいただいた。

が、お客様が食べるのが意外に早く、、

あまり食べられず、、

まあ、結局お持ち帰りとなるのだ(笑)

さあ次の出番は、千鳥の杯である。

続きは次回!