先日、社中で茶事をさせていだだいた。

以前のブログで書いたが、私は水屋、半東、一部のお点前という役割分担。

先生に私に対する御指導も含め、全体を見ていただく。

会場は普段のお稽古場である先生宅である。

お庭があり、つくばい、中門(枝折戸)などもある。

リビングを寄付とし、濡れ縁が腰掛け待合となる。

普段お稽古している畳の部屋が茶室である。

にじり口は無いので、サッシを開けて入り、更に障子を開ける流れだ。

朝到着して、まず私は露地に水をまく。

しかし、先生の御家族が既に水まきをしてくださっていた。

まだこの後もまくから、湿らせ具合、ここも湿らせて、など教えていただく。

また、水溜まりができたら雑巾で水を吸い取る。

まずはお客様役の皆様が到着前に門から玄関までの足元チェック!

乾いている部分も既にあり、改めて水をまく。

それから、寄付の出口付近も改めて水をまく。

その後、寄付の出口に草履を置く。

正客様の草履は敷石に置く。

今回は水まきをするため、雨コートと草履カバーが必需品。

水まきは、やってみないと解らない。

乾き易い場所、乾き易い木の種類がある。

そして木は上の方も湿らす。

ホースでまいたが、背の高い私でも上手くいかない。

水が自分の頭に落ちてくる。

いっそ、先生宅のベランダから水をまきたいほどだ(笑)

やがてお客様も揃った。

半東として、次の仕事がある。

続きは次回!