NHKアニメ「へうげもの」29話は、泣けてしまう場面があった。

この物語はフィクションにて候~

とはわかっているのだが、、

※録画を観ていない方はネタばれ注意

千利休の元に山上宗二の首が、、、

へうげものだけでなく、実際の利休は、人の心、世の中の動きを正確に掴んでいたと思う。

それが、偉大な茶人というものだ。

しかし、最後の方では正確にとらえていない。

破滅に向かう時は、誰でもそうなんだろうな。

山上宗二に秀吉へ詫びを入れ、戻るように説得する利休。

しかし秀吉は宗二を許さなかった。

自分の思ったことをハッキリ言うことは、いつの時代も難しいと思う。

言論の自由な現代も、周りに気を使って言えなかったり、、

立場が強い人を意識して、本心を言えないなど、、

これが普通の人間だろうな。


山上宗二があの時死を免れたら、、

やはり利休が罪に問われた時に、秀吉に怒鳴りこんで殺されてそうだしな。

また、秀吉の元に行かず、小田原から逃げ延びたら?

宗二も目の前に権力がちらついたかな。
まあ、小田原の者たちを助けるためかもしれないが、、

どちらにしても、山上宗二は長生きできなかった茶人だろう。

現代の山上宗二っぽい人は、むやみに殺されはしないが、不遇な生活を送ってそうだ。

自分の中に志があるならば、時に我慢も必要かも。

せっかくの才能を無駄に枯らしてはいけないぞ!

って、身近にそういう人はいないけど(笑)


中途半端な暴言吐きとして、ちょっとしんみり、、

だから続きはその二へ