南宗寺の拝観は終わったが、ボランティアガイドさんと話し込む。
利休屋敷跡のこと、今度来た時のために、その他の見所などを教えて頂いた。
その間に雨が強い降りになってしまう。
強い降りの中だが、出発!
今度は、画像の甘露門の横を通り、北門から出てゆく。
目指すは利休屋敷跡だ!
歩く途中に、「武野紹鴎屋敷跡」があるので、看板を探す。
武野紹鴎は、千利休の師匠だと伝われる。
(会っていない説もあるようだが)
利休は最初、北向道陳に茶道を教わる。
が、三年経ち、師匠から新しい師匠を紹介されたという。
利休は武野紹鴎の庭を掃除し、最後に木を揺すって葉を散らしたとか。
それを見て紹鴎は、入門を許したとか。
私はある庭園で、同じことをしていた清掃係さんを見たことがある。
その頃は、この利休のエピソードを知らなかったのだが…
今回の旅シリーズの題には、利休にたずねたかった、と付けた。
だが、南宗寺は考え事をする間はなく…(笑)
利休屋敷跡では、考える人になりたいものだが…
利休屋敷跡が近づいた頃には、雨はやんだり、小降りになったりの天気になった。