根が怠け者なので働きたくないし…、 20250516 | 【月刊】ちゃじゃわのブログ(※期間限定【週刊】ちゃじゃわのブログ は終了致しました)

先日、こんな絵が新聞に載っていました。


ブリトン・リヴィエールの絵画「良心の呵責」。


この作品についての解説を幾つか調べてみると、
『イタズラが見つかって、ご主人に怒られることを察した小犬。
怒られる直前のこの顔、この尻尾を見たらさすがのご主人も叱るに叱れない。』

という感じものが殆どのようでした。

でも自分の解釈はちょっと違いました。



自分がこの絵を見て、先ず、イタズラが見つかった時、ご主人は図らずも過大に叱りつけてしまう…。


自分は人間。
相手は体の小さな子犬。
ついついキツく怒って、もしかしたら手も挙げてしまったかも知れない。
力の差は歴然なのに…。

この絵のタイトル「良心の呵責」とは、小犬のそれではなく飼い主側の“後悔の念”ではないか?


小学生の頃、偉そうな“ご主人様”として小犬を飼っていた自分の経験からそう解釈しています。

嗚呼、しかしわんこ飼いたい。



自分はあと数ヶ月で60歳の定年となり、退職したとて自然なのですが、職場の歳上の同僚たちは、「若いんだからもっと仕事を続けなよ!?」と勧められます。


でももう自分は働きたくないので「子供たちも皆んな就職してお金もかからなくなったから…、」などと言って、リタイヤする気満々でいます。



でも今、犬や猫を飼い始めたら、「わんこ(にゃんこ)居るから、金がかかって仕方ないよ〜っ。」などと曰いながら、きっと勤務を延長することでしょう。