彼女と私の別れの日
朝、目覚ましの音で目が覚めて、
隣を見ると、眠そうな彼女がいた。
ごめんね、朝早くに・・・。
ちゃちゃっと身支度を済ませて、
下に降りて行くと、もうパパも起きてた。
パパもありがとう。お世話になりました。
ギュッっとしっかり握手して別れ、
振り返ると「気をつけて」と
片手をあげてくれていた。
バス停・・・と言うか、バスの通り道でバスを待つ。
結局何もしてあげられなかった事が、
中国語が曖昧だったのが、悔しい。
とうとう乗るバスが来てしまって、彼女とお別れ。
本当に、本当にありがとう。全然言葉が話せなくてごめんね。
言いたい事は色々あったけど、なんせ途中乗車。
荷物を預けたらさっさと乗れと、乗務員に催促された。
「謝謝」の一言に全てを託して・・・
最後はハグして彼女と別れた。
座席に座る間もなく発車。
彼女はすぐに見えなくなてしまった。
ちゃんと座席に座って、一人になってみると、
車窓から見える景色が、彼女やパパと歩いた所だったりして、
急に涙がボロボロ出てきて、バスの中で一人で号泣。
土楼が見える度に、思い出し泣き。
彼女と、パパと、他にも色々助けてくれた客家の人々。
たった2日間だったけど、すごく長く居たような・・・。
土楼が見えなくなる頃、景色がずっと滲んだまま、
いつの間にか眠ってしまっていた。
本当に、夢の様な時間だった。
絶対にまた来よう。