三が日も過ぎて、平常な日に戻りつつあります。

改めまして、あけましておめでとうございます。昨年は猫沢さん達を可愛がって頂きまして誠にありがとうございます。

今年も、猫沢さん達をよろしくお願い申しあげます。

画像は、現在、GAZIOさんの企画展示[GAZIO文化祭]で展示中の作品[大日如来.社は己れの中に在り]です。

今年は、未年、大日如来は未年の守り本尊です。偶然なモチーフチョイスに驚いた私でした。

作品サイズはB2

画材は、アクリル絵の具、水性顔料インク、コピック、天然石粉末です

では、今回は普通のblogをお届けします。

昨年で、猫絵作家として活動し始め丸十年を迎えたのを期に、念願のひとつとして、目標としていた猫ギャラリー&猫雑貨[猫の額]さんでの個展を実現させる事が出来ました。

不思議なご縁に繋がれて、ここまで来ました。

これが物理的なゴールかと思いきや、単なる通過点である事を、現地での在廊で感じました。そして新たなスタート地点。

今までの培ってきた経験や出会いを、本当の意味でしっかりと形にする事が出来るのかもしれないと感じたものです。
最初の一年目2004年は、いきなり地元で知名度ないぺーぺー作家が、個展を開きました。ほとんど一般のお客さんは来ませんでしたが、知り合い達が御祝いに駆け付けてくれました。

あれから年に数回、岐阜県内を中心に、美濃加茂.可児.各務原.岐阜市等で個展を続けていき、静かに地味に活動してきました。

転機が起きたのは、2009年、初個展の時に絵を買って下さった方と、草場一壽さんの個展に行った時の事、帰り際、絵を買ってくださった方に「うちに遊びにおいで~」と誘われ、初めてお宅にお邪魔したのがきっかけで、数霊研究家(かずたまけんきゅうか)の深田剛史先生と出会いまして、面白い話を沢山聞かせて頂きました。

(猫沢さん作品に出てくるトート博士のモデルですが、既にご本人と掛け離れています)

それがきっかけで、深田先生の講演会の時、先生の著書の横に、猫イラストのポストカードを販売させて頂く事になったのです。

約三年間、とても沢山の方々に、福ねこポストカードはお嫁入りしていきました。

それも、なんと1000枚以上、日本各地に福ねこ達は散らばって、皆さんを楽しませていたそうです。

自分の絵に自信を失いかけていた頃でしたので、このような形で、静かに支えて下さった事に感謝です。今だ、恩返しすらも出来ない状態で、いつかきっと形として、ご恩を返させていただきたく思います。

その後、2011年に毎年、愛知県瀬戸市で開催されている「招き猫まつり」の、招き猫100人展に出展する事が出来ました。

あれから2011年、2012年、一年跳んで2014年と出展する事が出来ました。

そこから急展開です。2012年.2013年と、お知り合いの先輩作家[工房レトロ]さんと共に、京都グループ展示を体験させていただきました。

京都の美味しい物の誘惑が沢山でした。美味しかったー!

そして…あっと言う間の十年目、私の猫作品は面白い進化を遂げ、今に至ります。

そして、今年は一体どんな一年になるのか、全て自分次第だと、ここ数年の間に気づきました。
今年の前半は、6月の高円寺、猫の額さんでの個展準備に忙しくなりそうです。


なんで今、私は、最初は単なる、好きなミュージシャンの楽曲作品のパロディ的SF猫物語を描き始めたはずなのに、いきなり、食生活改善SFなんてSF猫物語描きはじめたのか謎ですが、綴らずにはいられない衝動が不思議でなりません。

実際、食生活改善し、慢性疲労や体調不良が緩和してきましたのは事実です。

こんな作品ですか、小さな猫型宇宙人と共に、2015年も改めてよろしくお願いします。

[福ねこ屋 鹿の骨団]ちさと