月曜だとゆうのに泊まり100名ほどの大賑わい。
個室も満室で食事も三回転の大忙し。
夕食5時半の一回目に向け調理場で奮闘していると下界から電話、ヘリが飛ぶ。
もう何日も待機と解散を繰り返してきたヘリ、今日も朝から山頂はガスに覆われもう夕方。またダメかと諦めたその時、山頂のガスの切れ間から青空。
寄りによって食事時の一番人手を必要とする時間帯にゴーサイン。
山頂はその晴れ間に泊まり客が外に出始めヘリポートに人払いをしにスタッフが一人、ヘリの着陸の補助にもう一人、食堂は時間通りに食事をだす、突然のヘリ登場に興奮する泊まり客、食事の放送も聞こえない、舞い上がる砂埃、小屋の窓を締めて回る、やっと一回目の食事が終わりすぐに二回目の準備、どんどん運びこまれる荷物、冷凍ものに野菜に惣菜に卵、食堂に倉庫に走る走る。

やっと全ての食事を終わらせて一息つくと外は夕焼け色。
海の遠くに日が沈んだ後だった。