2003年6月27日
今日は
抗がん剤投与の日
ついに恐れていた
副作用がきた
髪が抜け始めた
ついに来たか
情けない
髪の毛くらい
何ともないと思ってたけど
やっぱり恐ろしいものだ
吐き気や食欲がないことより
ずっと恐ろしい
話には聞いてたけど
こんなに孤独感に陥るとは
思ってなかった
自分が癌だということを
嫌と言うほど思い知らされる
いよいよ誰にも
会いたくなくなるかな
いや
こんなこと言ったら
〇〇(私)に怒られるか
入院してから
一ヶ月以上経った
〇〇は毎日会いに来てくれる
でも〇〇の顔を見てると
無性に辛い日もある
おれは何もしてやれない
それどころか
助けてもらってばかりだ
それがたまらなく辛い
何もしてやれない男なんて
情けなすぎる
情けない
本当に
君はいま
どんな思いで
おれと一緒にいてくれるんだ?
こんな体になったおれが
本当に君には必要かい?
無理はしてないかい?
一緒にいるだけで辛くないかい?
寂しくはないかい?
もっと楽しみたくないかい?
おれは君のことが
可哀想に思えて仕方ない
こんな男と一緒に
いなければならない 君のことが
出会ったころに戻れるなら
その時に病気のことが分かっていたら
君の事をこんなにも
苦しめることはなかった
君と付き合うこともなかった
それを思うと
いつも苦しくなる
後悔にも似た気持ちが
おれの心の中にいつもいるよ
おれさえいなければ
おれが君と出会ってさえいなければ
君に辛い思いをさせることもなかった
どうしても
そんなことを思ってしまう
自分がいるよ
君に言えば
怒るだろうけど
君が傍に居てくれるだけで
おれは強くなれる
でも同時に
君を苦しめているんじゃないかって
たまらない気持ちになる
こんなに君の事を
愛してしまった自分に
無性に腹が立つよ
おれがいなければ…
ごめん
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副作用が強くなり
少しずつ
気が弱くなっていく彼。
わたしの存在が
彼のことを苦しめていました。
私の中には
一つも後悔などありませんでした。
でも彼にとっては
自分のことを責めてしまう
存在になってしまった。。
この日記を初めて見たとき
しばらく食事も喉を通らなくなり
入院したこともありました。
彼はガンと闘いながら
自分の中での大きな葛藤とも
必死に闘っていた。
わたしは気付かないうちに
彼を苦しめていたのでした。
それでも一緒にいたい…
我侭かもしれないけれど
彼の傍で
彼のガンと一緒に闘いたかった。。
わたしの勝手な想いでした。
愛している貴方と
いつまでも一緒にいたい…
ただただ
そう想うことしか出来ない
わたしでありました。
今回はこの辺で。
最後まで読んで頂き
ありがとうございました。
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