one's home | チャイロの赤裸々日記

チャイロの赤裸々日記

プライベートの日記です(・∀・)

時には真面目に

時には面白おかしく

チャイロのすべてを書いていきます。

なぜわたしたちが
この団体を立ち上げることになったのか。


それは
被災地の子供たちの
「声」からの始まりでした。



初めは
小学生の女の子2人と男の子1人の
3人から、こんな声がありました。

「何か自分たちでやれることはないの?」


その一声が始まりです。



わたしはこの時

「今は大丈夫。感謝の気持ちだけ忘れないようにね」

そんな話をしました。


この時3人は
どこか腑に落ちないような表情をしていました。


だからと言って

今の現状でその子供たちに
何が出来るかなんて

わたしには分かりませんでした。



そんな話をしてから
2ヵ月くらい経ったある日
子供たちから連絡がありました。


たわいもない話ではありましたが
「次はいつ来れるの?」
ということを聞きたかったみたいで

わたしは翌週には現地に行きました。



そのとき、驚いたことに

「自分たちで何か出来ないの?」
という子供が9名になっていました。


わたしは戸惑ってしまい
なんて言ったら良いのかが分からず

「じゃあお家のお手伝いしようか」

というようなことを言いました。



でもやっぱり子供たちは
腑に落ちない表情で考え込んでしまいました。


わたしも困ってしまい
どうしようか考え込んでいると

一人の女の子が

「家はお父さんもお母さんもいなくなっちゃったもん。
家のことだって、親戚のおばさんが全部やってくれちゃうもん」

と言った子がいました。



この言葉が決定的でした。

両親を亡くした子、兄弟を亡くした子、
それぞれ辛い立場にいながら

「それでも何かしたい」
「周りからの支援だけじゃなく自分たちも」

その子供たちの想いが
わたしたちの原動力となり始めました。



この子供たちの中には
報道で何日間も取材を受けた子もいます。

いつかその子が言っていました。

「テレビって疲れるね」

これがどういう意味を示しているか…



被災地へ行ったことがない人は
メディアによって現地を知るしかありません。


そしてテレビやニュースを見るたびに
被災地で必死に生きている方々の姿が報道され

涙してみたり、忘れちゃいけないって
考えたりします。


が、子供たちの声を聞くと
「テレビって疲れる」
その一言です。



その言葉が何を意味しているかというと
「報道されている姿は本当の自分たちではない」
ということです。



頑張っていることは事実です。


でもそれは
自分の思いや考えで頑張っている姿もあれば

報道用としての「創られた姿」もあるということです。



言い方は悪いかもしれませんが

感動をするような報道をすれば数字が取れる。

そのような撮り方をするのがメディアでもあります。


地元のメディアであれば
そんなこともないのかもしれませんが…



報道があることによって

わたしたちが感動をしたり
風化させてはいけないという想いになったり

これもまた事実です。


わたしも報道を見れば
胸が締め付けられるばかりです。



しかし
メディアを通しての情報しかない人は

「知っている」というだけで
「理解している」というふうにはなりません。


現地へ行かなければ、
外からの情報だけでは、

理解をするということは不可能です。
それがわたしたち人間です。



わたしも
現地の子供たちの声を聞かなければ

このような団体は立ち上げることはありませんでした。


普通のボランティアなら
個人のほうが動きやすいですし

何より現場のリアルな「声」を聞くことが出来ます。


今まではそういう考えで
団体などの設立は一切考えたこともありませんでした。




子供たちは今、

自分の意思で

「やれることをやりたい」

そう思っています。


その中で
どんなことをしたいか聞くと

「みんなで通える学校を建てたい」

「遊ぶ場所を作りたい」

どれも大きなことばかりでした。



それらを実現させるための第一歩が

「室内型公園」や「児童会館」
「カウンセリング施設」等の建設です。


どこまで実現できるかは
正直言って分かりません。


「室内型公園」は
原発によって外で遊べない地域に
建設ができたらと思っています。

すべてが様々な認可も必要になり
どこまで許可が下りるかは分かりません。


どれも活動を進めるには
様々な障害があると思います。


何年かかるか…
もしかすると何十年もかかるかもしれない。

現段階では未知の世界でもあります。




それでも子供たちの想いや考えを
ただ聞いているだけ
というわけにはいきませんでした。



わたし一人では
どうにも考えがまとまらなくなり

会社の子に相談した結果が

「動けば良いじゃん」

以前、このブログでご紹介させて頂いた
男の子の社員の一言です。



ずいぶん簡単に言うなぁ…

と思っていたら、

数時間後には企画書や資料を大量に提出してきました。



彼の行動力と企画力に背中を押され
この度の「one's home」を立ち上げることになったのが

本当につい最近のことです。




今現在、「one's home」は
NPO法人の認可を申請中です。


わたしは副代表で
代表は企画をしてくれた社員さんに
お願いしました。

わたしなんかよりも
全てが上回っているので…



認可が下りた段階で
ホームページ等も作成します。



わたしたちの団体がどこまで出来るのか。

どのくらいこの活動が大きくなるか。

団体はどこまで力を発揮できるか。

全てが未知です。



それでも

このブログを通して賛同し
協力をしてくださる方々

また温かいお言葉を頂いた方々

そして何より
被災地の子供たちの想いのためにも

出来ることは
すべてやっていきます。



様々な疑いの声や
批判のような声もありましたが

わたしたちが立ち上がる理由は
「子供の生の声」を実現させていきたい。

その一つです。



メディアを通しては、
赤十字を通しては、

その子供たちの声が、想いが、
別の方向に行ってしまう可能性があります。


だからわたしたちは
そういった全てのものを通す気は
一切ありません。

それらを通さないことで
困難なことも出てくるかもしれませんし、
反発も大きくあると思います。


そういったことは重々承知の上で
小さくても一歩一歩、

子供たちの生の声を聞きながら

「今」なにが本当に必要なのかを確かめながら

進めて行きたいと思っています。



長々と書いてしまいましたが
最後に…

被災地へ行かれたことがなくても
募金や物資などの提供をされている方も
大勢いらっしゃると思います。


赤十字を通して募金や物資の提供をされた皆様。


どうかその提供されたものが
どこでどのように使われているのかを
最後まで見届けてください。


任せたままにしてしまうのではなく
それらの物資が今、

本当に必要な場所に届けられているのかを知ってください。


震災が起きた直後
皆様がされた募金や物資は
必要な場所に届いているのか。

それらを知ってください。



今、募金や何かしらの支援をされている方々。

残念ながらそれら全てが
「今」必要な場所には届いていません。


赤十字を通せば必ずそれは
一度プールされます。


そして被災地全域に届く分量がそろうまで
それらが現地に届くことはありません。

そういったこと全てを見届けてください。



「今」必要としているところに

「今」必要なものを

「今」必要な分だけの支援を…


支援をする側のわたしたちは
そういったこと全てを知る義務があります。

それだけを切に願いながら
最後にさせて頂きます。


長文を読んで頂き、誠に有難うございました。