私の性格上
長く悩んでいるわけにはいかない
結果はどうあれ
彼に告白を決意した私は
携帯電話を手に取った
携帯を見ると
彼からの着信…
なんだろう?
と思いながらも
少しだけ心がはずむ
「もしもし?」
「ごめんね、忙しかった?」
「ううん、お風呂から上がったとこ」
「そっか…」
しばらく沈黙だった
2人同時に
「あのさ…」
「あ、、ごめん、何?」
彼に言った
「あ、、うん…ちょっと会って話したいことあったんだけど…
お風呂入ったなら今からは無理だね」
私はドキドキしていた
「大丈夫、30分後くらいでよければ…」
「本当?じゃあ30分後に迎えに行くよ」
「うん!じゃあ急いで用意するね」
私は彼に
告白をしようと決心していたはずなのに…
いざ彼の声を聞いたら
何も言えなくなっていた
どうしよう…
会っても話せなかったら意味がない
私はもう一度
自分の気持ちを
しっかり伝えられるよう
頭の中を整理した
同時に
彼の話したいことは何だろう…
そのことを考えると
不安な気持ちもあった
心を落ち着かせながら
私は彼に会うために支度をした
用意が出来た私は
自宅の下で待っていた
期待と不安に
複雑な気持ちを抱えながら
私は彼の迎えを待った
何台かの車が通り過ぎる
数分後
彼の車が私の前に停まった
「ごめんね!だいぶ待った?」
「ううん、大丈夫」
私は彼の車に乗り込み
彼は車を走らせた
「ごめんね、急に…」
「ううん…」
彼はしばらく無言だった
私も同じく無言
どうしよう…
いま話そうか
彼の話を聞いてからにしようか
私はドキドキしながら
考えるだけで
言葉に出来なくなっていた
仕事ではいつも
男性陣の中で
生意気だと思われるほど
言いたいことを言っているのに…
彼の前では
うまく話せない
そう考えれば考えるほど
ドキドキして話すことが出来なくなっていった
不意に彼が
「今週の日曜は予定空いてる」
と聞いた
私はスケジュール表を持っていなかったので
「分からない」
と答えた
「そっか…もし空いてたら
この前話してた
妹のお墓に一緒に行ってくれないかな」
私の心が一気に晴れた
あの言葉
本気で言ってくれてたんだ
私は勢いよく
「うん!!」
と返事をした
「スケジュール分かったら返事ちょうだいね」
彼はさっきよりも
元気になった私を見て安心したのか
笑顔になった
この勢いで告白しよう…
私は決心した
「私も話して良い」
「あ、うん、話してよ」
「あのね、、私、俊樹くんのこと…」
「あ!!!」
彼が私の話を遮った
「どうしたの?」
「あ、いや、もう一つ話あるの忘れてた」
「いいよ、先に話して」
彼は少し黙った
「うん…
あのね、おれ好きになったみたいなんだよね」
「えっ!?」
「いや、だから好きになっちゃったんだ…君のこと」
私は止まってしまった
「あれ??ノーコメント…」
彼が言った
私は何も言えなくなっていた
嬉しすぎて…
同時に
不安が一気に解消されて
安堵と嬉しさから
涙が出ていた
彼が笑いながら
「泣いてばっかりだね」
「だって…不安だったんだもん…」
本当だ
私は彼の前で泣いてばかりだった
普段の私からは考えられない
威勢の良い私はいなかった
「で、話は?」
彼は私に問いかけた
「もういい!」
彼は笑っていた
彼は私が言おうとしたことを察知して
私より先に告白してくれたのだ
本当に嬉しかった
彼の優しさ
彼の心遣い
彼の言葉
私のことを「キミ」と呼ぶところ
全てが好きだった
こうして私たちは付き合うことになったのです
今日はこの辺で
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