最近、若い娘と一緒に仕事をしている。
私の仕事は、女っ気がない業種で、いても乾いたVvaばかりである。
この娘、なかなか可愛く、人懐っこい、職場ではちょっとしたマスコット的存在である。
20代の頃は、合コンだー、キャバクラだー、という遊びに大人ぽさを感じ、同期の女と飲みに行くなんてこともある。
30代になると、結婚もして、家庭もあり、だいぶ落ち着いてくるので、「女遊びも卒業だな」なんて半周したところで達観する。
40代になると、事情は変わってくる。
結構、女に飢え始める、のである。
これ以上年取ったら陳子たたん!!という生物学的な危機感からか、家庭内不和からくる乾きによるものなのか、はたまたその両方か。
一言で言うと、「ラストスパーツ!!」といったところだろう。
最近の私は、この娘にキュンキュンしているのだ。
分かるだろうか?キュンキュン、だ。
この娘、年は20代中ごろ。
誘うとサシ飲みにも平気でついてくるし、終電を逃す。
それでいて結構可愛いし、ぶりっ子なワケでもない。
キュンキュンしないだろうか?
実は社内に私のほか、この娘にキュンづいているハイエナおっさんは複数おり、結構、熾烈な争奪戦になっている。
まあ、俗に言う「オヤジ転がし」がうまいのだろう。
「結局は若い女がいいんでしょ」なんてよく言われるが、私は美魔女と呼ばれる方々も好きである。
あの妖艶でありながら、夜になると「電気消して」とか言いそうに自分の体に自信を失いかけているピュアなところ、それでいて日々の戦いにつかれた世の男どもを包み込む懐の深さ。どれをとっても完璧である。
しかしキュンキュンするのである。二十歳そこそこのその小娘に。
理由を考えてみると、笑顔が素敵、なのである。
書いていてもドン引きする理由だ。
たまに接待等でキャバクラに行き、札束で頬を叩いて笑顔を振りまいてもらっているが、やはりそこはビジネスである。
笑顔のなかの目が笑っていない、というかドルマークになっているのがよくわかる。
他にも20代、30代の女性と会話する機会はあるが、やはり、笑顔がどこかそっけない、乾いたものなのである。
「乾いて塩吹いているおっさんには用はない」とでも言いたげな、乾いた目だ。
家に帰って妻と会話するも、そこには笑顔はなく、あったとしてもどこか乾いた笑顔である。
が、しかし、その娘の笑顔はとてもキラキラしており、目が輝いている。
例えるなら、惚れた人にしか見せないであろう最高の笑顔、を振りまいてくれているので、「惚れられてる??」と勘違いさせてくれる笑顔である。
おじさんは、別に若い女のピチピチした張りのある肌が好きなのではないし、垂れてないおっぱいやケツが好きなわけでもない。いや、好きである。
でも、退屈な日常にヒリヒリした痺れを与えてくれる、キラキラした笑顔にコロッといってしまうのだ。
自分は既に別居中の身なので、最近は、帰宅後もその小娘の事をよく考える。
「あー、今、相談あるんです、なんて連絡こねーかなー」なんて気色悪い妄想をしつつ。
そして、「これ、俺にとってラストチャンスじゃね?」とプレミア感を勝手に感じ始めてしまう。
よくヤラれたおっさんが、若い女のストーカーと化し逮捕されているニュースを耳にする。
きっと、そういう人は、この妄想とワンチャン感が暴走を始め、ストーカーしちゃうんだろうな、と思う。