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CHA-ICHI WORKS(ちゃいち わーくす)

市川雅恵です

 

 

日本茶、お湯の温度を調節するのは、なぜ?

 

日本のお茶だけが、淹れるときにお湯の温度を調節します。

他のお茶は全部熱湯。

(コーヒー、ココア、紅茶、ハーブティー、中国茶・・・・等々)

 

日本茶も、別に熱湯で淹れても飲めますけどね。

でもそれだと「本当の美味しさ」が引き出せていないので、

と~~~っても、もったいない!!

損してます!

 

日本茶の味をつくる主な3つの成分は、

カテキン、カフェイン、テアニン。

 

この成分の溶け出し具合が、お湯の温度によって異なるので、

その溶け出し具合を自分で「コントロール」するためにお湯の温度を調節するのです。

 

カッコイイ(^∇^)

 

カテキンはお湯の温度が高くなるにつれ、溶け出します。

(厳密にはカテキンにも種類があるので、水に溶け出すカテキンもありますが、主には上記)

 

カフェインは低温では溶け出しにくく、高温でいっきに溶け出します。

80℃の湯温で2.8%、40℃以下だと0.5%くらい。

ってことは、カフェイン苦手な人は、水出し茶とか40℃以下にするとよいかも。

 

テアニンは温度が低くても高くても溶け出します。

 

お茶の甘みであるテアニンは、ほんとはいつも湯呑の中に溶け出しているんだけど、

お湯の温度が高くなると、お茶の渋みであるカテキンと苦味のカフェインが溶け出すので、

人間の舌は、やわらかな甘みよりも強く刺激のある渋みと苦味を先に感じやすい。

 

これが、

お湯の温度が低いと甘みが、

お湯の温度が高いと渋みが。

 

というわけです。

 

お湯の温度を低く、といってもいったん沸点を超えたお湯を冷ますのがポイント。

 

そのための道具が「湯冷まし」です。

 

熱湯(100℃)を「湯冷まし」に移すと

マイナス10℃下がります。(90℃)

さらに他の器(湯呑とか)に移せば、

マイナス10℃下がります。(80℃)

 

・・・と、マイナス10℃づつ引き算すればお湯の温度調整は意外と簡単。

温度調節したお湯を、茶葉の入った急須にいれます。

 

煎茶を淹れるには70~80℃くらいが適温。

(甘味、渋み、苦味のバランスが良い)

 

これが湯冷ましです↓

(常滑焼)写真をclickすると商品ページへ

 

これも↓

(益子焼)写真をclickすると商品ページへ

この益子焼の湯冷ましは、抹茶を点てるときにも使ってます♡というお客様も・・・

なるほど。いろんな使い方ができるのね(*^▽^*)

 

 

湯冷まし、ひとつ持っているとスムーズにお茶が淹れることができて便利ですよ。

 

 

enjoy

Nice cup of teaお茶お茶桜

 

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