遠い田舎への道 | タイ古式マッサージサロン 『Chai(チャイ)』 スタッフ日記

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セラピストの日々の想いや出来事を、つらつらと綴ってみました。

 田舎で暮らす、それがここ何年かのぼくのエコロジーへの道でした。本当はエコロジーの意味とかよく分かってないんですけどね。セラピストの土田です。


 最近はテレビでも都会の暮らしから自然に囲まれた田舎への移住をテーマにした番組をよく見ます。テレビでは語られないいろいろ大変なこともあるのでしょうけれど、羨ましく感じることが多いです。


 結局自然の近くで暮らすことの喜びや厳しさを受け止めている人たちが一番説得力のある生き方をしているような気がします。


 でも今は地球に優しい事なんて何もしていません。むしろ地球に悪い男です。すぐペットボトルとか買ってるし、けっこう資源の無駄使いも多いです。


 実際に地球に対する取り組みを真剣に考え、行動に移している人も多い中、こんな生活いつまで続けるんだろうかと思うこともあります。


 だったらさっさと田舎に引っ越せという感じですが、今はまだ田舎暮らしをするには自分に足りないものが多すぎる気がします。何も生み出せませんし、人に与えられることなんてマッサージをすることぐらいです。


 例えばぼくが屋久島で出会った人たちは泊まる場所をただ同然で何ヶ月も提供してくれ、仕事を与えてくれ、ご飯も食べさせてくれました。


 山小屋みたいなところでしたが、山を流れる川の水は美味しく、焚き木を集めたり、薪風呂を焚いたり、時には便所の汲み取りや、セメントを作ったりもしました。そこには生活に喜びがあり、労働にも喜びがありました。

 

 ぼくにはそこで受け取った喜びのお返しをすることができませんし、また他の人に同じような喜びを与えることもできません。まだまだ精神的にも技術的にも未熟だと感じています。


 だから今はまだ準備している感じです。ちゃんと受け取った喜びのお返しができるように、自分も喜びを与えられる人間になれるようにですね。そしていつかは自然に囲まれて気の会う仲間と汗水たらして何かを作ったり、喜びを分かち合える生活をしたいと願っています。


 なんだかダラダラと書いてしまいましたが、本当はぼくには誰かに文章にして伝えられることは何もない気がしています。実際に自然に近い生活をした経験はごく短いわけですから。


 ただ自然と一緒にいる喜びを誰かと共有できて、それがどんどん広がったなら、それはけっこうすごいことなんじゃないかなと思っています。まあぼくにとってのエコロジーはそんな感じなのです。