徒然なるままに正直に綴ります✨

【ひなげしの咲く頃 公演2日目マチネ】

2018年10月5日15時




中谷智昭さんウタイさん初日です!

ZEROの武藤志織さん初日です!

先生は後藤菊之介さん助手は谷茜子さん。
この公演は初日と千秋楽と同じ位に印象的で、お友達と並んで座ったお席まで忘れられません。

お写真は受付での波崎彩音さん中谷さん、ウタイ役姿の後藤菊之介さんと中谷智昭さん✨


初演の「ひなげしの咲くころ」は私の中で「レシピ」が心に残りずっと引きずっていました。
レシピは食材リストと調理方法であり。処方箋でもあり設計図でもある。ラテン語で「届けること。」の意味。
機械ZEROが作ったオムレット、パンケーキ、シチュー。
それを悲しい時もお腹が空く人間が満たされながら食しお話が進んでいく。
レシピから色んな人たちを想像して、レシピに隠された思い出を心の中で描いていました。

ZEROの読み上げる棒読みのようなレシピ。

立ち止まる続きを「読んで。」と語り掛ける男の声。
ここの中谷さんのたった一言のトーンが、とても優しくて大好きでした💕
宇宙好きな目の見えないおまわりさんは、とてもお年を召していらっしゃいます。
星の話には強さと愛を感じます。だから孤独で淋しい姿が切なかったです。
ビミョーさんは面白すぎて。やられました。はい。
神様にお祈りする姿。目をつむり手を握りこむウタイさん。又お会い出来て嬉しかったです。

再演でレシピからウタイさんへと視点が変わりました✨


再演で生まれ変わったひなげしでの中谷さんウタイさんは、初演を更に超えてました。
魅力を増していらしたのが衝撃的❗️

素直に正直な私の感想でした。泣きました。
それはZERO役武藤さんの元気で可愛らしい表現も新鮮で面白くて💕

ZEROを包み込むウタイさんの歌がとても素晴らしくて🎶

いい感じにリンクして進化していました💕
何度も見ている自分のような者でも、毎回感激してしまう公演を作りこんでくる中谷さん。
やっぱりレシピはあっても。役者の味付けで変わりお客様の好みで美味しさも異なると思えました。

先生役の後藤さん。終演後のBlogを拝見して演技への想いを伺い更に感激しました。
ぶれない研究者を貫ぬく真面目な先生。それでいい!って思ったし。姿勢はすごく素敵でした。
そんな不器用な先生を慕いお仕事をこなす助手は茜子さん。
目の前のお席だったので表情や表現が線の細さでピッタリでした💕

2人はマリーのひなげしの花で繋がっていました🌼
茜子さんと後藤さんが白衣姿だったら、、なんて想像して嬉しくもなりました。

そして女はいざという時に強かった!

私が2人のやり取りを初演から好きだったのはそこに【コミュニケーション】が存在していたから。
コミュニケーションロボットを開発する先生と助手。
目的ははっきりしているけれど。そこには天国のマリーの存在がある。
気持ちの揺れ動く流れや、意志の強さ、すれ違う愛だけではない思いがある。
それが報告だけではない温かいメールのやり取りで、血が通い合い先生を勇気づけていたのだと思う。
単なる戦争撲滅だとか人々が亡くなるお涙頂戴の悲しいお話だけに終わらない。

育むことの大切さ。

そんなスパイスが必ずある金井博文さんの脚本だと思います。
人間同士のキャッチボールが「じゃ、またね」を生み出す気がします。

おっと!まだ千秋楽を綴っていませんでした。


今回は中谷智昭さんリスペクトで終わってごめんなさい。(笑)

でも私が残しておきたかったココロ💎

宝石箱へ綴りました。



『ひなげしの咲く頃』No.4  3日目それぞれの千秋楽の時へ続く