丹生川上神社中社に行った。


上社を下りて中社に向かった。 

公式ホームページを見たら自然豊かでとっても良さそうだった。

中社だけは是々非々で行きたいと思った。

川沿いの道を45分くらいドライブした。 

朝の空気が澄んでいて気持ちがいいし、川底が見えるくらいのキレイな川沿いをずっ~と走った。

川の水面がキラキラと輝いてて、「たのし~!!!

」と思いながら上機嫌で運転した。

中社に着いた。

滞りが全く無く、清浄で透明感があってすごく気持ちがよい所だった。

空気の粒が細かくてサラサラ。

湧水を汲んで飲んだり、向かいにある川に下りたりして遊んだ。

龍神の滝にも行って、龍玉を投げて願い事をした。

この神社は、明るくて、いるだけでとにかく気持ちがいい。

ここ大好き。










中社から下社に行こうと思ったけど、少し時間に余裕があったので、金峯山寺に寄ってみる事にした。

仏様に対して興味が薄いけど、お不動様はなぜか好き。なぜか。

金峯山寺には力の強いお不動様がおられるらしいので、会いに行ってみた。

お寺はやっぱり神社とは違うな〜と、当たり前だけど当たり前な事を思った。

空気の粒が神社よりも大きい。

神社に比べると少し重い。

お堂の中に入って仏様にご挨拶して回った。

なかなかお不動様が見当たらない。

なかなかいないな〜、もしかしてこの人だろうかと思い、大きくて青い迫力のある蔵王様にご挨拶して真言を3回唱えた。

そして隣に移動したら、お不動様がいらした。

えーーっ、こっちじゃーん、間違えたーーと思い、慌ててやり直した。

お顔をじーっと見てたら、なんだかニコニコ笑ってるように見えた。

「なんかどっかで会った事があるような。こういう懐が広くて人間味のあるおじさんいるよね〜。」と失礼ながら思った。

とりあえず会えて良かった。




この後、吉野水分神社に行った。

るるぶにによると、金峯山寺から10分程度で着くとあった。

そのくらい近いなら行けると思って行ったけど、山奧で道幅が狭くて大変だった。

地元の人がこっちの方がいいと教えてくれた道で進んだら、カーナビに出ないし、途中に分かれ道がいくつかあって看板も無いし、勘で進むしかなかった。

間違えたら山奧で迷子。

もうヤダー、来なきゃよかったーーとジタバタしながら運転した。

その影響で、落ち着きを取り戻すまでしばらくかかった。

立派な楼門から中に入って散策した。

ここも吉野山一体の世界遺産の一つらしいのだが、少し寂れた感がある。

それでも御神気はたっぷり~と言いたいところだけど、正直あんまり分からなかった。

ジタバタ疲れを癒すために、楼門の隣にある椅子に腰掛けて休憩した。

四国のお遍路さんみたいな格好をしている人がポツリポツリと入って来て、お参りしたらすぐ出ていく。

ひとりの男性が門をくぐって入って来た瞬間、中の雰囲気が一瞬で変わった。

その人が入ると、社殿の真ん中にウグイスが飛んで来て、大きな声で上手に鳴き始めた。

「この人、特に歓迎されてるんだろうな~」と思った。




気を取り直して、丹生川上神社下社に向かった。
もう山奧の道は勘弁、カーナビの案内通りに進んで行くぞーと走り出した。
なんとなく山奧……えっ山奧進むんじゃ……これ絶対山奧ルートじゃーーーん💦と気づいた時には引き返せない道幅だった。
これ、道じゃなくて林道です………。
対向車が来たらおしまいやーーーーん、
うぇーーーーん。
半べそで運転してたら野生の鹿が出てきた。
鹿まで出てきたよーーーー、
もうムリーーーーーーっっ、
吉野の神様助けてーーーー!!!!
と山奧でひとりパニック状態。
世界の中心で愛を叫ぶ
吉野の山奧でムリと叫ぶ、いや、
紀伊半島の真ん中で絶望を叫ぶ。。。。
でももう引き返せないので、肚をくくって、それから1時間近く吉野の山越えルートを運転した。
ありがたいことに対向車は来なかった。
よかった~。吉野の神様ありがと。