ゴールデンウィーク前半に 枚聞神社→開聞岳→釜蓋神社に行った。
なぜだか何となく開聞岳と枚聞神社に行きたくなったので行ってみた。
枚聞神社に行った。薩摩国一之宮。
3年前に1度来た事がある。
そのとき以来になる。
「こんな所だったかな~? あの時はこうだったなぁ~」と思いながら見て回った。
この神社は、社殿の後ろに見える開聞岳におられるアマテラスさまに遥拝できる所だと言う勝手な感覚がある。
「お久しぶりです~、今からそっちに行きますね~」の挨拶をさらっとして開聞岳に行く事にして鳥居を出た。
鳥居に、待ちかまえた感じで猫がいた。
「お参りご苦労である」とこっちをガン見してた。
「あっ、どうもお疲れ様です~。見送りありがとうございます~」と思いながら通り過ぎた。
そしたら猫さんが、「用が済んだ」とばかりに、さっさと道を挟んで向かいにある民家に戻った。
「あら、ほんとに見送りに出てきてくれてたんだ、ありがとね~」と思った。
猫はおもしろい生き物だな。
開聞岳に行った。
指宿スカイラインを下りて池田湖を通り過ぎて向かった。
開聞岳は薩摩富士とも言われるほど、きれいな三角のお山の形をしてる。
開聞岳が見えた瞬間、「うわ~きれい!!」とテンションが上がった。
頂上に雲がかかってる事が多いんだって。
あいにく雨が続いてて、この日も曇り予報だったから、きれいな三角山に見えるといいなぁ~と期待しながら行った。
駐車場に着いて2合目の登山口まで行って開聞岳を仰いだら、きれいな三角形!!!
やった~!!! アマテラスさまありがと~!!!
勝手に歓迎されてると思った。
と同時に、この山は作った山?と謎な疑問も浮かんだ。
ウグイスが、右から左から何羽も鳴いてた。
すごく近くで聞こえるから目をこらして探してみたけど見えなかった。
一緒に来てた娘が、口笛で鳴き真似をした。
それに応える様に鳴いてた。
よく逃げないなぁと感心しつつも、早く登山道に入ってみたいとワクワクした。
ウグイスと遊ぶ娘をそこに置いて登山道に入った。
事前の調べによると、5合目までは滑りやすい道が続いた後、岩場になるらしい。
登山口からちょっぴり入って、アマテラスさまに挨拶するだけのつもりでその日は来ていた。
だから登山道を3分くらい歩くはずだった。
でも歩きだしたらなぜだかどんどん楽しくなってきて足が止まらなくなった。
雲の隙間から日が射してきて山道を明るく照らしてくれた。冒険気分!
草木の若葉と、所々に咲くかわいい花が春を感じさせてくれて心が浮き立った。
ふと足を止めて横を見たら、木の枝に緑色のトカゲがいた。
「緑色って珍しい~!! しかもトカゲって『石竜』って書くよね~!」と、また嬉しくなった。
下山途中の人と結構すれ違った。
意外と登る人が多いのね。
今回は旦那も一緒に来てたから「まだ登るの?(もういいんじゃない?)」と確認が入った。
まだまだ登りたかったけど、下に娘を置いてきてたから「あと5分だけ」とお願いして1人で登った。
そしたら、それまで下山してた人達がピタッと下りて来なくなって急に心細くなった。
「なんかちょっと寂しいしコワい」と思った。
あたしって、いろんなことに対していつもギャーギャー思いながら「1人で出来るもん」と強がって好き勝手してるけど、結局は見守ってもらってるから好き放題できてるんだなと気づいた。
ワガママしてる自分のアホさと、それでも付き合ってもらえている有り難さに思わず涙しそうになった。
でもここで泣いたら山道を泣きながら歩く怪しさ満点のおばさんになるので、ぐっとこらえて下りる事にした。
山登りなんてしないのに、今回なぜだか開聞岳に登りたくなったのはこの為だったの~!?
アマテラスさま気づかせてくれてありがとうございます~と心の中で目一杯お礼を言いながら下りた。
アマテラスさまって厳しいと思ってたけど、意外と優しい。
釜蓋神社に行った。
釜の蓋を頭に乗せて鳥居から賽銭箱まで落とさずに行けたら願いが叶うらしい。
子供とチャレンジしてみた。
願いは「世界中の人が仲良く幸せに暮らせますように。」
一回で出来た!!
単純に楽しかった。
神社の裏の「希望の岬」に行ってみた。
ここからも開聞岳がきれいに見えた。
何か感じる事があるかな〜と思ってボケ~っと眺めてみた。
謎に「インドネシアと同じだな〜」と思った。
行った事ないけど。
火山が大爆発してできたんだな~と思った。
砂むし温泉に行きたかったけど、今回は見送った。
今度は、開聞岳に5合目まで登る!!!
そこで種子島屋久島を見た後、砂むし温泉に入りたい!